いよいよこれで完結の第10巻。ネタバレは普通にするので、まだ読んでない方で気になる方は読まないでね。
大学に合格し、父との最後の面談もし、父からのプレゼントを貰い、一人暮らしの新居も決めて、仲良し5人皆で卒業旅行へ。そして大学生活、夏休みに1か月ずつ通い同棲して、最後はプロポーズ。よくある「数年後は結婚して子供が2人いる姿」が描かれて終わり。
丸々エピローグの巻だなと。元々、この手の恋愛ものってお付き合いするまでが盛り上がりのピークではあるよね。そこから更に面白く読ませる作家さんもいるし、そもそも1話で付き合ってスタートするお話とかもあるから全部じゃないけど。『お隣の天使様』はひたすらイチャコラして糖分マシマシ攻撃をする作品として成立してはいるけど、あれはあれでねぇ(笑)。
こちらはちょこちょこ問題が起きて、それを乗り越えていく感じではある。それを面白いと思うか、別作品として独立した話にしても良かったのではないかと思うかは、人それぞれだろうな。
後書きを見る限りでは2巻で二人が恋人になる所までは決まっていたという事で。タイトルがタイトルだけに、個人的にはもっと「友達でいる事」の話を描いて欲しかった気もするんだけど、何せ海からの好感度が最初から高いからなぁ……真樹からしたらそもそも友達付き合いすらまともになかったところで、こんな美少女から好感度高めで来られたら、そりゃすぐ落ちるわと。でも、実際のところ、ウダウダ引っ張ったのは真樹の方だったりしたけど。海はもう途中、付き合ってると思っちゃってたしな(笑)。
4巻以降は他のキャラが面白くて、「クラにか」じゃなくてこの子達で別の短編とか読んでみたかったなぁとか思ってた(笑)。まあ、6巻・7巻で再度夕の話になっていったり。
夕との関係性のところは、真樹が少しおかしい子なのかなと思ったりもした。海へ依存しきっているというか、それ以外全部いらないって即座に切り捨てられるのが怖かったもんな。でもそれぐらい意志がはっきりしていても、それこそ海が「2番目」であったからこそあった心の闇の部分と絡んでややこしくなったりして。この辺りまでが恋愛ものとして一通りあったかなという印象。
後書きを見る限りでは7巻でプロットを消化してたって事で、実際残りはエピローグだったんだなぁと。冬に短編集が出るらしいので、そこで結婚式とか色々描かれなかったシーンの補完があるらしい。結構、短編集は好きなので、ここでまた周りのキャラも含めて読めたら嬉しいな。特に望はやっと少し可能性が出てきてるので、うまくいってほしいところ。新菜はなぁ……いや、まあ、当人同士が良いならそれでハッピーエンドのお話でも良いけど、もうちょいなんかこう……(笑)。
それと、コミック連載はまだ続くという事なので、私としてはそれも楽しみ。コミックは原作を上手く落とし込んでくれていると思うし、絵柄も可愛いので好きなんだよね。アニメがちょっと残念なストーリー・演出だったのが私の中では勿体なくて仕方ないんだけどね。
原作はきちんと描き切られて、コミックもまだ続くという事で、今後も「クラにか」は好きな作品として楽しみたいね。

コメント
コメント一覧 (2)
真樹と海が最初の子供を産んだのは、エピローグ時の年齢的に23歳の時だった可能性が高いです。
つまり結婚と同時ということになりそうです。
冬に発売予定の第10.5巻にある「真樹と海の結婚式の話」でその辺について詳しく書かれてたらいいなと思っています。
yastoro
が
しました