この歳になって、私未だにライブに行ったことが無かった。わざわざ行かなくてもTVなりビデオなりで見れるから良いかと。結構金もかかるし。一人で行くのもなぁというのもあって、全然行ってない。ライブビデオは買ったりしてたのにね。

 それが、ネットで見つけてしまったこのライブがやたら心惹かれるものだった。

一夜限りのスペシャルイベント 「The King’s Journey」開催決定!

 ユニコーンが好き、奥田民生の声が好き。スカパラの音楽のノリノリっぽいのが好き。ナナヲアカリはアニソンで知ってて好きな曲がある。女王蜂が一番分からないけど、それでもアニソンで知ってる曲もある。つまり、全く知らなくて聞かなくて良い時間が無い。これは凄いねぇとライブとかフェスとか大好きな息子に教えたら「これは絶対お父さんが行くべきだよ」と諭された(笑)。

 それもそうか……とチケット先行販売に申し込んだら当たった。そこから当日までは、どんな服着ていけば良いんだろう?とか、こんなおっさんが行っても浮くんじゃないか?とか、なんかそういう場のお約束的なものがあって何も知らない私が分かってない人になるんじゃないか?とか不安だらけ。息子に聞いたら、おっさんは普通にいるから気にするなと(笑)。

 天気予報的には土曜までは大雨だけど日曜は回復、但し気温が初夏のよう……最高気温25度、最低気温17度かぁ、暑いなぁ。という事で、Tシャツに長袖シャツを重ね着して終わり。念のためウインドブレーカー的なぺらぺらなやつを小型リュックに入れていざ、会場へ。天空橋駅から徒歩5分のZepp Haneda (TOKYO)が会場。天空橋駅なんて生まれて初めて降りたし、Zepp Haneda (TOKYO)も行ったことが無いから徒歩5分とはいえ、そもそもどっちに行けば良いのかも分からず……でも、無事に到着!

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 入場口の雰囲気。この後、凄い行列になる。1FのスタンディングエリアがA~E組に分かれていて、順番に入場。その後2Fの指定席へ。結構後ろ側で、右中左のエリアに分かれたステージを見る側からして右側、しかも結構真ん中の方。でも席の段差が結構あるので、皆座っていれば問題なく見れる。多少背が高いとか関係ない。これは安心。

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 開始直前の会場。もうワクワクしてる私がいる。当然ながらライブ自体は撮影禁止だから、私の写真はここまで。

 今回は、女王蜂・ナナヲアカリ・スカパラの3組とだけ分かっていて、順番は分からなかったんだけど、そのままの順番だった。

 女王蜂は生で聞いたら迫力あるねぇ。「メフィスト」以外は全く知らない曲ばかりだったのと、前の席のカップルが大ファンなのか立ち上がって扇子振ってて、私からは全く舞台上が見えないという……私の両隣は座ってるし、運悪く前のカップルの左側の席が2つ空席だったので、かなりそこにもはみ出して余裕で扇子振ってるもんだから、もう私には全く見えない。だったら1Fのスタンディング席に行けよ!安いんだし!と思ったが、映画館と違ってこういうのはまああるんだろうなと思ったので我慢。ただ、女王蜂の記憶がかなり薄れてしまったのはこのせい(笑)。

 そういえば、スカパラのゲストボーカルとして、LiSA・奥田民生・細美武士とあったんだが、女王蜂のゲストにもLiSAが出た。まあ、それも声しか聞こえず何も見えなかったんだが……この時点では立ってるのそのカップルと、その少し前の方のおっさん1人だけで、後は座ってたので、やっぱり指定席で座席が用意されてるところは座ってるのが普通なのかなと思っていたので、私も立ってまでは見なかった。

 そして次がナナヲアカリ。江戸前エルフの主題歌だった「奇縁ロマンス」から始まった! ちょっと古いから歌わないかなでも歌って欲しいな、と思っていたので、一曲目にこれがきて私のテンションが上がりまくる。ナナヲアカリは歌ってる時のバックのスクリーンにMV画像を流してくれているので懐かしくなる上に、生歌! ちなみに前のカップルは女王蜂のファンだっただけのようで、以後は座ってくれていて、私は心行くまでナナヲアカリを満喫できた(笑)。

 知らない曲も何曲かあったけど、楽しく聴けた。高音が凄い通って綺麗だったなぁ。おおお!ってなったし。「明日の私に幸あれ」の時には「へい!」っていう練習を最初にやったりとか、盛り上げるのも慣れてるなぁ。正直、私はやりたかった。「へい!」って叫んで右手を振り上げたかった。でも、おっさん且つ素面の私には勇気が無く……心の中で叫ぶだけにしておいた。でも、凄く良かったなぁ。「奇縁ロマンス」と「明日の私に幸あれ」はAmazonMusicでDLして聞いてるけど、他の曲も聞こうかなって思うぐらい好きになった。

 この時点でかなり満足していたんだけど、スカパラになった瞬間、これまでのノリとは全然違うと理解した。だって、始まった途端に2F席もほぼ全員スタンディング。釣られて私も立ちあがったぐらい。もう会場全体が熱狂状態に。凄い! もう煽る煽る! そして客席側も乗る乗る! 大半が立ち上がって腕突き上げて、歓声挙げて、もう凄かった。

 更にゲストボーカルも豪華で……女王蜂の方に出てたからこっちは無しかと思っていたLiSAが最初のゲストボーカルとして参加して、「サファイアの星」を歌い、更に「紅蓮華」をスカパラバックで歌うという。「紅蓮華」はあれだけ流行れば、そしてアニメ好きとしては当然知っているわけで。しかも結構好きな曲なの。それをスカパラが演奏して本人の生歌って、そりゃ盛り上がるでしょ。

 LiSAの次は、奥田民生。ぶっちゃけ、このゲストボーカルだけでも聞ければ今日は元が取れると思って来てたんだけど(笑)。民生が出る前でもう会場は盛り上がりまくってる上に、民生になるとまた一際歓声が上がる。まずは「さすらい」で出てきて、少しスカパラと話して、「さすらい」って普段ギター弾きながら歌ってるから、マイクだけで歌う(演奏はスカパラ)がカラオケみたいで恥ずかしかったとか言ってた(笑)。で、「もっと盛り上がる曲があるでしょ」という民生のフリから「美しく眠る森」歌って……やっぱり良い! この前カラオケで歌えたからより好きになってたんだけど、生歌は凄いなぁ。もう声が格好良すぎて鳥肌が立つ。またね、歌い終わって、後奏になったらスカパラメンバー一人一人にお辞儀して、そのまま曲が終わる前に袖に引っ込んじゃった……民生だなぁ(笑)。

 そしてゲストボーカル3人目は細美武士。MCは無しでいきなり「Diamond In Your Heart」で盛り上げて、最後は「Paradise Has No Border」で客席煽りまくって、皆がもう腕突き上げてタオル掲げて、もう完全にスカパラのために集まった人達だ!ってぐらいの盛り上がり。更に舞台監督さんがスカパラ初期から37年の付き合いで、還暦を迎えたとか。という事で皆で感謝!とか入れておいて、途中から急に引っ張り出してきて、服着せてズラ被せてギター持たせて中央へ。この間、皆ガンガン煽られて盛り上がりまくってるその中に連れていかれるんだから(笑)。ゲストボーカルだったLiSA・奥田民生・細美武士も出てきて、一緒に歌って踊ってともう贅沢すぎるよね。

 若い時に行って、ガンガン飛び跳ねて大声出して盛り上がりたかったなぁと思いつつ、でも、この雰囲気を体験できたのは嬉しかったし、そもそも生演奏・生歌を聴けた事が凄く凄く嬉しかったし大興奮だったので、もう行ける歳じゃないなーと初めから行く事を考えもしなかった私に、行ってきたらって言ってくれた息子に大感謝だよ。本当に楽しかった!