Web漫画を色々読んでいて、タイトルが酷いなと思いつつ読んでみたら面白かったのがきっかけで読み続けていたんだけど、続きが読みたいなぁとなって原作のラノベにも手を出してしまった。ラノベは現在6巻まで。
流れ的にはアニメ→漫画→ラノベとなったお隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件と同じだねぇ。まあ、この漫画はこれからアニメ企画って事なので、アニメ自体は後だろうけど、声が天使様の真昼と同じ石見さんってのが……でも、やっぱり声優さんだから甘い声でもおしとやか風の真昼と少し元気な感じの海で違うんだよね、これは凄い。
これ、やばくない? これ、原作・漫画を読んでから聞くとうわぁぁぁってなる。良すぎる(笑)。
漫画版はまだクリスマスの所までで、4巻で原作の2巻ぐらいまで。個人的にはこの絵柄が好きで、それで読んでたんだよね。そして話がなかなか進まなくて続きが知りたくて原作に手を出したという(笑)。
この「クラにか」は、タイトルの通りクラスで2番目に可愛いと言われてる朝凪海と、友達が一人もいない前原真樹が友達になる話。2番目って事は1番目がいて、親友だからこその心の闇というかモヤっとする事もあり。一方、転校が多くて友達ができず、家庭だけが心の支えだったのに親が離婚した真樹の陰キャ状態。この二人が、共通の趣味がきっかけで仲良くなっていく訳で。
まあ、天使様とはまた違った方向でこの話も甘い(笑)。そして結構早めに二人は気持ちを確かめ合って告白もして付き合う訳で。その後はバカップルだしなぁ。まあ、その話を読んでて、石見さんの声で聞かされると破壊力が凄いんだけども(笑)。
友達から始まってるとはいえ、結構早い段階で海の方が大好きって言ってきて、後は真樹が覚悟を決めるって事だから、早く早く~ってなるんだけど、海の家へ訪問して、幸せな家庭を見て涙が溢れる真樹のシーンは辛かったなぁ……まあ、それを支えてくれる海の両親(特にお父さん)が良い大人だなと思うし。
やっぱり見る時についつい親目線になってしまっていて、だからこそここで親として(この場合は娘の彼氏に限りなく近い男友達に対する親として)こういう事を言ってあげられるのが大人だなと。海の両親って本当に良い親なんだよな。お母さんが一番権力強いというよくある家なんだけども(笑)、それが悪い訳ではなくて、きちんと家族として成立してる訳で。良い家庭なんだなって。だからこそ家庭が支えだったのに壊れてしまった真樹にとっては羨ましい光景だったんだよなぁと。
まあ、原作は6巻まであって、その間にこの二人のバカップルっぷりは進んで、一戦を超える迄あと一歩まで来てるし、家族になるのは早そう(二人の合意でゴム買ってるし(笑))。受験前なのにねぇって親目線は残るが、高校生の男女だもんなぁ……そりゃ好きならなぁ……とか思わないでもないので、両方の視点で見ていると、非常に微妙な気分にはなる(笑)。
この手の恋愛物って、偶然のきっかけがあって始まるし、その辺りはご都合主義といってしまえばその通りなんだけど、そのきっかけを元にどう展開するかを見るものだと思ってるし、何も無い話を見ていたら特に恋愛物にならないだろうし。だから、多少のご都合主義は気にしない。真樹も海も普通の高校生だけど、それぞれ悩みというかストレスになる事があって、自分だけで抱えていたけどどうにもならなくて、それを互いが支えあって解決していき、それによって更に互いへの信頼とか愛情が深まるというのは、ある意味王道展開だと思うし。私は好きだけどね、こういう展開。
これ、アニメ化企画がアニメ化決定までいったら、きっと見るだろうな。制作会社の作画がしっかりしていてほしいし、声は石見さんのままであって欲しいんだけども。
まあ、まずは10月に原作7巻が発売されるから、それを楽しみにしておきますかね。
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