ゆるキャン△第一話で出てくる洪庵キャンプ場で一泊してきた。本栖湖があり、その向こうに富士山がある。1000円札にも使われた凄く綺麗な場所で一度行ってみたかった。

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 私はチェアリングを始めた頃から水辺が好きで、水辺でのんびり酒を呑みたいと思っていた。だが、徒歩圏ではそういう場所が無く、車では酒が呑めない。だからキャンプをするようになって、水辺でのキャンプをしようとずーっと思っていた。なので思い立つとたくせん園地で突発キャンプしたりもしていた。だが、遂に洪庵キャンプ場でキャンプする事が出来た!

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 片道200kmあるしGWだしと早めに出発。道の駅朝霧高原でブランチと買い出しをしようと思っていたんだが、道が空いていて開店の8時前に到着するという……洪庵キャンプ場のチェックインが11時半(30分刻みで予約が出来て、私が取れる中で一番早い時間が11時半だった)なので、3時間余る。

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 開店してから少し買い出しする物を物色しつつ、9時開店のレストランで朝食。豚汁定食。

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 そして道の駅朝霧高原からは富士山が凄く良く見える。この日は早朝が雨で後は一日中曇り予報だったのに、物凄く綺麗に富士山が見えた。3時間時間が余ってたけど、富士山見てるだけで全然OK! 気づけば良い時間になっていたので、色々買い出しをして洪庵キャンプ場へ移動。

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 漫画で見たやつ!(笑) チェックインして、駐車場に一旦駐めて、場所取りへ。

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 この景色もゆるキャン△で見た事があるよね。ああ、来たんだって改めて思う。ここを降りていくと湖畔サイトになる(手前が林間サイト)。

 私としては水辺好きということで湖畔サイトが取りたかったんだけど、10時チェックアウトである事を考えると11時半組はもう場所が無いかなと思ってたんだよね。でも、少しスペースがあって、狭いけどここに張れないかなと、そこのご夫婦に「ここに張っても良いですか?」と聞くと、「今から帰るから、ここに張る?」と言って下さって、結構広めの場所、それも湖畔ギリギリの素敵な場所を確保出来た!

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 もうね、湖畔のすぐ側にこうしてテントが張れた。前の方のテントが大きかったお陰で、両サイドの距離もそこそこ取れていて、絶妙に良い場所だった。最高の場所が取れたと思う。もうテンション上がりまくり。

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 ただ、一点注意として、湖畔サイトのこのギリギリの場所は、傾斜が結構ある。テントの傾きを見て貰えば分かると思うけど、結構傾いてる。机もそのままだと置いたモノが全部滑り落ちていくので、薪をかましてバランスを取った。それぐらい傾いてる。テントも向きを考えて張らないと、寝る時に転がると思う(笑)。

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 自分のテントから左右を見てみるとこんな感じ。良いね、湖畔良いね!

 ファルダも2回目の利用という事で大分早く張る事が出来るようになったかな。机の傾き対応とかした時間を入れても1時間程度で設営が出来たと思う。

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 となれば、乾杯ですよ。道の駅朝霧高原で買った富士山抹茶ハイボール! 富士山はあまり見えないんだけどね。でも、本栖湖があってあの向こうに富士山って分かってるので、テンション高めに呑み開始!

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 そして、ゆるキャン△を見てここを知って来た以上、お約束としてカレーメンは食べなくてはと(笑)。

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 売店行くと、カレーメン以外にカレーメシも推されてたけどね(笑)。ちなみに洪庵は電子マネー対応も進んでいるので、キャンプ場の料金は勿論の事、自販機も電子マネー対応しているので、私は今回一切財布を開かなかった。全部Suicaで済ませた。これは楽で良かったねぇ。

 後はのんびり座って本栖湖を眺めてた。たまに富士山が雲の中からチラッと見えたりはするんだけど、基本的に曇り予報通り富士山は雲隠れしていた。それは分かっていた事なので、天気予報で晴れになっている翌日に期待して、のんびりしてたよ。そういう意味では、道の駅朝霧高原で綺麗な富士山を見ておけたのはラッキーだった。今日の富士山分は確保できている(笑)。

 それに、そこそこ風があるから本栖湖が波立っててね……ザザーンと波打つ音がしたりして、それもまた酒が進む心地良さだった。水辺好きとしてはたまらないよね。

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 では、酒のつまみでも作りますか……という事で、道の駅朝霧高原で買ったベーコン。こいつを……

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 こうだ(笑)。


 料理をしない私だけど、ベーコンを切るとかねぎを切るとかぐらいはあるかなと、キッチンバサミを買っておいたんだよね。これもここがデビュー。分解出来て、ナイフとして使って切ってみたが問題無し。

 ベーコン美味い……このまま食べても美味い。そこにほりにし赤をかけて辛くしても美味い。


 ほりにし万能……どちらをかけても美味い。今回はベーコンを結構分厚くカットしているので、赤で辛くしたのも丁度良い感じで凄く酒が進んだ(笑)。

 ベーコンを焼いていたら結構油が出てた。今回はパスタをやってみようと水浸けして冷凍したパスタ麺を持って来ていたので、解凍がてらこのままマルチグリドルに放り込んでベーコンの脂で熱してみた。

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 更には余ったベーコンを鋏モードで小さくカットして放り込んで一緒に炒めてみた。


 このソースは便利。パスタ麺を茹でて和えたら終わり。今回はマルチグリドルでカットしたベーコン焼いてパスタ麺を解凍して、和えた。私が作ったにしては美味そうだよね(笑)。まあ、普通のパスタってよりは焼きパスタっぽくなったけど、それもまた良し。

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 この日は結構風があって体感温度は低め。という事で、食事が一通り終わって、少し風が収まるまではテントの前室に退避していたんだが、ある程度風も落ち着いてきたし、暗くなってきたし……とう事で焚き火開始。富士山はチラ見程度で出てこなかったけどね。夜の富士山は見たかったなぁ。夜に月と富士山というのは、見てみたい景色の一つだった。これだけは今回のキャンプで見れなかったのでそこは残念だった。見れないモノは仕方無いので、焚き火の薪が終わるまで呑み続け、そして寝た。

 そして朝4時半ぐらいに起きてテントの外に出たら……

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 夜明け前の逆さ富士……凄く綺麗で鳥肌立った。もう、これを見れただけでも洪庵に来た甲斐があったよ。しばらく感動して眺めてた。少し歩いて違う場所から撮ってみたり、もう本当に綺麗で。

 ふもとっぱらは富士山がドーン!と前にあって迫力があってそれが良かった。

 洪庵は富士山と本栖湖があって神秘的な感じでそれが良かった。

 それぞれ富士山が見れるキャンプ場として良いし、自分の中では違いも分かった気がする。どちらも良いし、見たい富士山を見に行けると思うと、両方行けて良かった。

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 ある程度見て気持ちが追いついたので、朝ご飯。今回はホットドッグ用のパンを買ってきていて、ピリ辛ウインナーも用意してきたのでそれを焼いて挟んでケチャップかけて、お手軽ホットドッグ。野菜が全然無いのでこれまたスーパーでポテトサラダ入りのサラダを買っておいて食べた。パンが3個入りでね……全部ホットドッグにして食べて、更に余ったウインナーも全部焼いて食べたら、かなり満腹になった(笑)。

 後は、色々な場所で富士山を見てた。

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 テントの中から。ファルダは前室が前だけじゃなくて両面も開く。本栖湖側を開けて、そこから富士山を眺めていたら、カヤックに乗ってる人もいたりして……

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 前日は見えなかったけれど、湖畔に降りる道からの富士山。道を降りてきたら富士山と本栖湖がある……綺麗!

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 この日は天気予報通りずーっと晴れてた。風も少なくて午前中は逆さ富士も見れるぐらい穏やかな良い富士山見物日和だった。それだけに酒が呑めないのが悲しかったわ(笑)。これを見ながら朝から酒呑んでたら、確実に酔い潰れるよなと思うぐらい絶景だった。最高に綺麗だった。

 洪庵は10時チェックアウトなんだけど、レイトチェックアウトにしていたので17時まで居る事ができる。のんびりと富士山を見ながら過ごしてたんだけど……隣にうるさい輩連中が入ってきて、富士山を見ようともせずに、ただ騒いで本栖湖に飛び込む、ドローン飛ばす、奇声をあげる……と大迷惑を被って、気持ちの良い朝とは違ってうんざりしてしまった。それでも15時ぐらいまでいたんだけど、もう無理だなと思って、これ以上嫌な気持ちになる前に帰る事にした。今回のキャンプでこいつらさえいなければ最高のキャンプだったのにと、最後に台無しにされたのが非常に残念。

 でも、それを除くと、湖畔サイトの最前面で朝の綺麗な逆さ富士を初めとした富士山と本栖湖の美しさを感じる事もできたし、道の駅で買ったモノを多少なりとも料理して食べたり、現地っぽい酒を呑んだり、凄く楽しいキャンプだった。ファルダも漸く少し張り慣れてきたし、この前室の広さがとても使い勝手が良く、今後メインになりそうだなと分かったのも良かった。


 今月は、ふもとっぱら、洪庵と立て続けにゆるキャン△聖地のキャンプ場に行けて、凄く楽しかったな。ふもとっぱらではテントが強風にやられて壊れ、洪庵ではうるさい輩連中によって楽しい気持ちを台無しにされたり、それぞれマイナスな面もあったけれど、それでも富士山をあれだけ間近に見れて、圧倒的な感動があって、絶対に行って良かったと心から思う。どちらもまた機会があったら行ってみたい素敵なキャンプ場だった。そして洪庵は私の夢だった水辺のキャンプ且つ富士山も見れるという最高のキャンプ場だった。行って良かったよ。楽しかった!