Blueskyに流れてきた鳥山明先生の訃報。
■訃報|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
ショックだった。私が子供の頃からジャンプを読めば鳥山明先生の作品が載ってたと思う。私にとっては、Dr.スランプ、ドラゴンボールが欠かさず読んでた漫画だったし。
Dr.スランプは、アラレちゃんが面白可愛かったのもあるし、センベエさんも好きだった。名古屋弁を知ったのもこの作品だったなぁ。
「んちゃ!」とか「キーン」とか「ツンツン」とか「バイチャ」とかあったよねぇ……あのはちゃめちゃな世界観と、平気で編集者の鳥嶋さんがマシリトとして出て来たりとか、自由だったなぁと思う。
それでいて扉絵は懲りまくってて、バイクや戦車、凄いメカや恐竜、見入ってしまうレベルで凄かった。本編の楽しみとは別で扉絵で楽しめるという。
これはドラゴンボールもそうだったな……ドラゴンボールはバトル漫画としてもだけど、亀仙人やくりりん、後半だとサタンのようなキャラがきちんと生きている世界なんだなって。悟空がどんどん強くなっていくけど結局は人の気持ちが分からないままって部分があって、それを補っていたよなぁって。そういうのも好きだったんだよ。勿論、強くなる悟空を応援する気持ちってのもあったけど。悟空がスーパーサイヤ人に目覚めたのはクリリンの死だったしね。
まあ、神龍を呼び出せば大概何とかなるってのが後半は乱用された気がするけども。初期のドラゴンボールを集める旅も好きだったなぁ。そうやって思い出すと子供悟空可愛かったなぁとか。パンパンとか、あの頃はまだ軽いエロギャグも残ってたもんね。そこから大人悟空でのバトルモード……どんどんインフレしちゃって最後はもう嫌になったんだろうなって感じの終わり方だったけどね。でも、やっぱり最後まで悟空は悟空のままで、ドラゴンボールという漫画だったと思う。
そしてドラクエのキャラ・モンスターのデザイン。RPG好きの私にとってDQは大好きなゲームであり、そのキャラ・モンスターがあれだけ魅力的だったのも鳥山明先生のキャラデザ力あっての事だと思う。それと、クロノトリガーはDr.スランプの扉絵とかで楽しませて貰った雰囲気がかなりあったな。もうああしたデザインが見れないのかと思うと凄く悲しい。
思い出していくと、やっぱり好きな漫画家さんであり、素敵なデザイナーさんであり、亡くなられたというのが凄く悲しい。68歳でしょ……平均寿命に届いて無い。もっと長生きして年に一枚でも良いからイラストとか発表してくれてたら良かったのに……
ご冥福をお祈り致します……
コメント
コメント一覧 (5)
我々世代にとっての鳥山漫画・イラストは、もはやインフラみたいなもんでしたからね。
特にDQは心配です。鳥山絵じゃないDQの想像ができないので、それだけで別ゲー感がえらいことになりそうで…どうするんやろ?と。
正直、12で終わってもおかしくないなぁと考えてしまい、さらに寂しさを感じております…
取り敢えず今夜はヨメさんと一緒に、鳥山先生追悼で焼き鳥をつまみに献杯(私は下戸なのでコーラで)してきます(笑)
yastoro
がしました