キャンプ行こうかな。でもなかなか水辺でできる(且つ安価な)キャンプ場ってなかなか無いなと思った時に、また行ってみようと思ったのが、たくせん園地。公式サイトも無く、たまたまGooglemapで見つけて行ったのが前回。
たくせん園地で焚火キャンプしてきた : それさえもおそらくは平凡な日々
ここ1500円/泊なんだよね。何てお安い。素敵。よし、行ってみようと電話したら空いているとの事。予約して土曜の朝に向かったらチェックインより少し早い時間に着いた。でも、大丈夫との事で入って行く。
綺麗な青空と穏やかな水面。これは、最高の日に来たんじゃ無いかと。
出来る限り沼に近い方が良いと思って行ってみたら、一番狙ってた場所は既に張られてたけど、その隣が空いていたので、ここを今日のキャンプ地とした。
設営!
先週のキャンプの余りの薪と、ここで買った2籠の薪。寒くなるし、昼から焚き火するならこれぐらいいるだろうと。積み重ねた時は多いかなと思ったけど、結果的に全部使う事になる(笑)。
椅子に座って前を見ればこの景色……左上に柳があって、前には牛久沼、そして空。最強。これは溜まらんなぁと思い、
ログインボーナスだ!とばかりにまずは一本(笑)。これが昼ぐらいかな。この頃は温かくて。ダウンも脱いで、ネックウォーマーやニット帽も全部脱いだ。それでも気持ち良い温度で、本当に最高だった。
のんびりマッタリと、iPadで漫画読んだりしつつも景色の移り変わりを楽しんでいたんだが、少し空が曇ってきた。
そして降り出す雨。大雨ではなくて、小雨なんだけども……私は何せタープ持って無いんで、雨が降ると終わる。車に置いてるコンビニ傘を取りに行ったりとバタバタ。この写真でも水面を見て貰うと分かるけど、しっかり雨が降ってる。奥の方は赤く綺麗なんだけどね。まあ、幸いな事に、大雨になる前に止んだ。そうなると狙うのは夕日。
少しずつ落ちていく太陽。この時間ぐらいは少しウロウロして、自分の場所以外からも撮影したりしてた。この柳の木を絡めて撮ると凄く綺麗に見える気がする。撮ってて、自分でもこれ良いなぁと思うぐらいで。何故ウロウロしていたかというと、太陽が眩しすぎて(テント張った所が太陽の真正面だったから)iPadも読めない状態だったから(笑)。
真っ赤な夕日が沈んでいく……雲が無ければその横に富士山が見えたらしいんだけど、残念ながら雲に隠れて見えず。でもこの時間になると、他のサイトの人達も夕日を撮影しに次々やってきていて、私の周りは知らない人だらけになっていた(笑)。でも見に来る価値があるよね。凄く綺麗だもの。
実は焚火は雨が降り始めた頃から少しずつやってた。湿気ちゃうと燃えないし、それなら早めに始めようと。雨も降ったからか、なかなか燃えず、気を抜くと鎮火してしまうドキドキ感をもった焚火になった。過去でここまで燃えなかったの初めてかも。とはいえ、暗くなってくると、焚火の明るさに癒されるんだけどね。そして寒くなってくるから温かさもとても大事。
ところが、17時過ぎたぐらいから風が強くなってきた。風除けもつけてたけど、それが倒れそうになるぐらいの風。焚火の火の粉処の騒ぎじゃなくて、焚火台もひっくり返るんじゃないかと不安になってきた。
取り敢えず一旦消えても良いかと思いつつ、風除けをひたすら手で押さえていたんだけど、どんどん風が強くなって、17時半にはもう笑いごとじゃなくなってきていた。後の方でタープ畳んでるような声も聞こえてくるし。隣の人は自分のテントのペグ確認し始めてるし。私も熾火になってるぐらいで一度トレイに行って、戻ってきてからは焚火関係以外を全部テントにしまっていった。流石にこれは拙そうだと。
テントに避難したのが18時ぐらい。この時点で困ったのは、私が用意してきた食べ物は火に掛けるかお湯が無いと食べられないものばかりということ。まあ、晩飯抜きでも良いかなとは思ったけど……18時半ぐらいになったら普通の風ぐらいになったので、再び外にセッティングして、スーパーで買った豚キムチ鍋をジェットボイルで温めて食べた。
この電子ライターは前回の富士山キャンプの時も持っていっていて普通に着火剤に火が点くのは分かっていたけど、ジェットボイルとかこういうバーナーにも点くのかな?とちょっと不安だったので試したら普通に点いた。USBで充電して使えるタイプだから、これなら安心だなと。風も関係無いし、使い勝手良さそうでありがたい。良い買い物した(笑)。
鍋食べた時は、鍋の温かさと焚火の温かさで良かったんだけど、その後が寒かった。多分、気温は前回の富士山キャンプの方が低かったと思う。ただ、今回は風が強かった。焚火が出来る程度に弱まっただけで、継続的に風は吹いているので、とにかく寒い。薪も余るかなと思っていたのが、気づけば残り一籠になってた。これはもう無理だなと諦めて、その焚火台に残ってる薪が燃え尽きるのを見届けてテント内へ。
シュラフ入って電気毛布の電源入れたら、温かい!
でも、歯を磨いていない事に気づいて水場へ。
過去のキャンプで毎晩思うのは、歯ブラシ持って行ってもコップが無くて手で水を溜めてうがいするのを止めたいということ(笑)。そこでこの折り畳みコップを買ってみた。普段は畳んでおけるので、適当な隙間に入れておける。それで使う時だけ出せばすむ。で、また畳んで持って帰れば良いのだから便利。これは今後も使わせて貰おう。
さて、テントに戻ってシュラフに入ってゴロゴロしてたんだけど、やっぱり風がないってありがたい。もっと気温が低くても風が無かったら外で焚火してたんじゃないかなって思う。風はヤバイよね。
そのまま寝て……たんだけど夜中にも珍走団が走り回っててうるさい。これはもう運なんだろうけれど、相当うるさかった。うるさいなぁと思いつつ寝たけど(笑)。
そして朝……まだ日が昇らない内に目が覚めたのでテントから出てみた。
ああ、日が昇るんだなぁってしみじみ。この時間に起きることが出来て幸せ。雨やら風やらで酷い目にも遭ったけど、着いた時から夕焼けまでの景色、そしてこの朝の景色……最高過ぎる!!
そして富士山も見えてしまう! 前日は曇っていて見れなかったけど、朝はばっちり見えた。牛久湖の向こうに見える富士山! これまた、人が集まって撮影してた……私の感動の余韻が……(笑)。
その後、朝からまた焚き火して、残っていた一籠も使っちゃった。朝はお湯を沸かしてスープ飲んで、本当は昨晩食べるつもりだったけど風が強くて断念したせいで残っていたシュワエッセンロング(5本入り)を焚火で焼いて食べた。
気づけば良い時間。日も高くなってきたし、片付けますか……と。でも焚火があるから様子を見つつ、少しずつ片付け。ここはオートキャンプ場では無いからキャリーワゴンも持って来ていて、そこに少しずつ積みながら片付けていく。
ほぼ全部片付け終わったところ。グラウンドシートの裏面がびしょびしょだったので、叩いて乾かそうとしたら風が凄くて木に巻きついた……便利なのでしばらくこのまま乾かした(笑)。テントの方は多少濡れてたけど、焚火してる間にお日様と風の力で全部乾いたので片付けることができたよ。
グラウンドシートが乾いたところで今日のキャンプは終了。薪の籠を返して、車で帰って来た。シャワー浴びて、洗濯して、凄く煙臭いダウンやその他諸々もベランダに干して、ほっと一段落。
この「たくせん園地」って高速道路も使わずに1時間かからずに行ける。それでいて1500円/泊で、こんなに綺麗な牛久沼や富士山が見れる。もう、ここを私のキャンプする際のベースにしちゃおうかなぁなんて思う良いキャンプだった。
次は風が弱い日に行こう(笑)。
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