最近の物欲の方向性と、それでも買わない熱量について前に書いた訳だ。そこで検討していたのは折り畳み自転車とデジタルカメラ。買わないって雑文を書いておいて、その一週間後に折り畳み自転車買っちゃった訳で……何といういい加減さ(笑)。

 結果、まだ2回しか車に積んで出掛けてないし、それ程乗ってない。でもあると便利だなとは思う。自走式駐車場の屋上に車があるせいで、毎回駐車場を自転車で登っていくのが面倒臭いってのがあるんだけども……取り敢えずこの前、車の中に置いたままにして一ヶ月経つけど、そろそろ暑くなってくるだろうから、出さないとまずいわな。

 そしてもう一つ挙げていたデジタルカメラ。これも悩ましい。凄く撮りたい物があって、どうしてもそれはiPhoneでは無理だ!となれば買ってしまうと思う。ただ、撮りたい物がぼんやりしてる。私が撮りたい物って、雲と水なんだよね。ダンボーはきっとiPhoneで大丈夫(笑)。

 まあ、この秋にiPhone14が出るだろうけど、今の物価高からして15万円とかしちゃうんだろうなと思うと、金は取っておかなくてはまずいとも思う。思うんだが……雲や水関係って、どうして綺麗に撮れないんだろう? カメラマンが撮ってるのは綺麗なんだが、あれはiPhoneでもいけるのかな?

 そもそも、目に見える光景が素敵で、それを写真に収めたくて撮るのに、これじゃない感が強いんだよね、正直。あれを思うように撮れたら嬉しいのにと。雲なんて季節毎に楽しめる。冬のあの澄んだ感は空とセットで素敵だし、夏の入道雲は暑さを感じるし……ああいうの撮りたい。湖とか沼とか川とか海とか……水の動きやそこに当たる光が綺麗で、ああういうのをを撮りたい。iPhoneで撮ったりもしてるんだけど、綺麗に撮れないのが悲しい。

 腕の問題であって、機器では無いという事であれば、これは腕を磨くしか無いんだけども。でも、腕が無くてもそこそこ綺麗に撮れるように補ってくれる力があるなら、それは魅力だよねぇ。

 何でこんな事を考えてるかというと、老眼が酷くて遠近両用眼鏡を買って使ってるんだけど、これってもう老化が激しいって事。体だってどんどん弱っていってあまり遠出とか出来なくなっていくかも知れない。そうなった時、近場でも楽しめるって何だろう?と思うと、近所に自然公園や野鳥観察所があるような環境に住んでいる私は、そこで綺麗だなと思った物を撮っていくのは散歩がてら楽しいんじゃないかなと。

 これ以上見えなくなっていったら、視力が衰えていったら……カメラで見て撮る事自体、駄目になっていくんじゃないだろうかって思うと、不安なんだよね。だからといって何も調べていない今の段階で買う気は無いし、まずはiPhone14買ってからだとは思ってるけど。

 でも、目が見えなくなり、耳が遠くなり、体が衰えて遠出出来なくなっていくなら……カメラを持つ腕が疲れるようになるなら……あまり先送りし続けていくには、もう歳だよなと思ったわけで。若い内は我慢した方が良いと思う。金無いし。やりたい事はいっぱいあるだろうから優先順位つけて、急がない物は先延ばしすれば良い。いつだってできる歳の頃はそれで良い。でも私はもう時間があまり無いなぁと思ってる。ここからあまりいっぱいあってもなぁとも思ってる(苦笑)。だからこそ、数少なくまだ感性が動いている分野では何か楽しめるようにしてみたいとも思うんだよね。