週刊少年ジャンプは、それこそ少年時代から読んでいて、好きな作品の多さによって熱量に変わりはあるけれど、それでも読み続けている。昔はジャンプ感想を書いていた訳で。好き嫌いは勿論あるんだけど、好きな漫画の事を書いていくのは楽しかった。私は人が好きで、その人のセリフが好きで、そういうのを引用しながら感想を書いてた。

 で、ジャンプで好きな連載が減っていって、そしてブログ自体を休止するようになって、ジャンプも買わなくなって……という時期があったんだけど、ジャンプ感想を書いていた頃に読んでくれていた人と、今ではclubhouseでジャンプ感想を話していたりする。そんな感じで今年はジャンプフェスタ2022に応募して、抽選に当たって行ってきたしね!

 不思議なもんだよね、clubhouseで話すようになってから、ジャンプ電子版を契約しちゃったよ……だって、立ち読みだと覚えていられないから、しっかり手元に持っておくにはこれしかない。という事で、去年は色々と話してきたんだけど……今の時点で、気になっている作品について少し書いてみる。

 去年、一番熱かったのは「ヒロアカ」だったな。ダークヒーロー化していくデク、それを引き留めてまた仲間に戻したA組の流れは、毎週鳥肌もんだったよ。ヴィラン側もレディ・ナガンの話とか好きだった。良いキャラだったよなぁ……この辺りの流れの頃は、clubhouseでのジャンプ感想でもヒロアカだけで30分ぐらい話してたような気がする。

 ヒロアカももう最終章って事で、今年いっぱいで終わるという話もあるけれど、そうなるとジャンプへのモチベーションがグっと落ちてしまうぐらい、最近は好きな漫画だな。これが無くなると……

 「ワートリ」がSQ移籍した時もショックだったもんなぁ。まあ、葦原先生の身体が心配だから、ゆっくりでも連載が続いてくれた方が良いんだけどさ(2月号も休載だし、心配)。ただ、ワートリがジャンプからいなくなった時のジャンプを購読するモチベーションが一気に落ちた事を思うとねぇ……そこまではいかないけど、でもきっとテンション下がるだろうなと思ってる。

 「Dr.STONE」は、初期のクラフト話が好きだったんだけど、最近は一気に進んじゃってる。これももう畳む方向で進んでるんだろうけれど、試行錯誤が無い千空はちょっと寂しい(笑)。失敗しなくなるんじゃなくて、失敗してもそれも事実として受け入れてへこたれる事無くトライアンドエラーを繰り返す千空が好きだったからね。これもまあ、もう終わりが近い展開だから、ジャンプで熱を持って読んでいる漫画が立て続けに終わりそうで不安。

 「逃げ若」はもう、松井先生凄いなって感じで。ネウロ・暗殺教室ときて、更にまた面白い漫画を描いてしまうんだから、凄いよね。顔芸も好きだし、ネタも好きだし、それでいて真面目な展開も盛り込んでくるし、もう毎週の展開が全く読めない所が好きだわ。こちらは安定して連載続くよね?続いて欲しい。

 これ以外で毎週楽しく読んでるのは「ウィッチウォッチ」と「アオのハコ」。

 「ウィッチウォッチ」についていえば、メンバーが揃ってきた事で、スケットダンスの頃のような会話だけで延々楽しめる展開なのが嬉しい。魔法も最早チュウさんの薬のようなもんで、イベント用の舞台装置みたいなもんだしな(笑)。キャラが立ってきている分、このまま中堅漫画として続いて欲しい感じ。

 「アオのハコ」は、ジャンプらしくない恋愛物なのが良いなぁ。ただ、この漫画読んでると、単純に一読者として雛ちゃん可愛いなぁとか思う目線と、登場人物と同じ位の歳の子を持つ親目線と両方入ってきて、やや複雑な心境になったりはする(笑)。

 まあ、こんな所かな。「呪術廻戦」はあまり読んでない。「鬼滅の刃」の時もそうだったんだけど、一応、流し読みはしてるけど、はまれなくて、内容もあまり覚えてない感じ。

 新連載系では「アヤシモン」と「ドロンドロロン」の妖怪物2作品があるけど、どっちも長続きするイメージが湧かない。「PPPPPP」はもう終わるだろうなぁという流れだし。個人的には「PPPPPP」はもうちょい頑張って欲しかったけど、もう無理な流れだよね。

 「ワンピース」「夜桜さん」「ブラクロ」「SAKAMOTO DAYS」も流れは追ってるかな。ワンピースは話が大きくなりすぎて、毎週あっちこっち場面転換して進まないからなぁ。初期のワンピースは好きだったけど、今はそこまでの熱は無いかな。ブラクロは展開的にもう終わりかねぇ。「あやかし」と「アンデッドアンラック」「マッシュル」は流し読みはしてるけど、内容が理解できなくなっている(笑)。「あやかし」は……主人公を男のままにしておけば普通にお色気漫画でいけたのになぁと。お色気シーンも、女同士になってしまうから、今一感……

 感想を書いていた頃から取り上げる事が少ないのがギャグ系で、そういう意味では「ロボコ」は面白い。感想は書けないだろうけど(笑)。これは良い子達しかいなくて、本当に良い意味で少年漫画だなぁと思う。パロディも多くて大きなお友達も楽しめる(笑)。「高校生家族」「マグちゃん」「しゅごまる」は読んでない。

 こんな感じで、clubhouseのジャンプ感想部屋も何となく好きな漫画の話が中心になって、それ以外はすっと流れていく感じがしないでもない。そして好きな漫画がどんどん最終回に向かってる感じがして、今後のジャンプが不安かなぁ。良い新連載が来たら嬉しいんだけど。「BLEACH」の読切が載ったけど、あの続きとか普通に連載してくれたら読むけどなぁ。

 そんな事を思いながら、今年一年もまたジャンプを読んでいこうと思う。ジャンプとSQは電子版の定期購読してるから、金が勿体無いと思わない連載がいっぱいあると嬉しいんだけど、さて、今年でどう変わっていくかな。