息子が受験生だし、コロナも収まってきたとはいえ遠出するにはなぁという事もあって、散歩以外はほぼ引きこもっていた年末年始。漫画も読みまくったけど、真面目な本も読んだので軽く感想を。一冊で一つの記事にしても良いけど、折角だから年末年始に読んだ本って事で。
0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための
仕事をしていて、なかなか動けない事が多くなって、悩んでいたのでタイトルで惹かれて読んだ本。章も項もまぜこぜにして目次から良いなぁと思った部分をピックアップしてみる。
- 結論を出せ
- 情報は、一程度集めたら、あとはいくら集めても同じ
- とにかく、ひとまず手をあげよう
- 動き出したら反省しない(フィードバックを受けない)
- 「心理的安全性」を築こう
- 目的を達成するためには、「根回し」でもなんでもやったほうがいい
- 自分の中に軸がない時にはまずは「仮置き」をする
- 会社のビジョンと自分のビジョンが合わない時
こういう目次を見るだけでも、うんうんって頷いてしまう。そして内容を読めばそれについて詳しく書いてあって、なるほどなぁやってみようかなぁと思うような事ばかり。正直「軸」の部分が難しくてね。すぐにできる訳ではないけれど、前半にあるような、まず結論を出して動いて、結果をもとにして次の結論を出して……の繰り返しで進めていくのは、大事だなと思う。昔はそれやってたつもりなんだけどなぁ……色々あってできなくなってしまってたから、反省。ちょっとずつ戻していこう、と思わされた。
自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書
部下育成をどうやろうかなと考えている中で、これまたタイトルで読んでみた本。上司一年目じゃないんだけどね(笑)。こちらも目次からピックアップ。
- 優秀な人が指示待ち人間をつくる
- 「教えない教え方」をやってみた
- 上司の非常識な六訓
- 「仕事の分解」は上司の仕事
- 仕事のコツを部下に教えるなかれ
- 「自分がやった方が早い病」を治す
- 「頑張るな」といたわられるから頑張れる
自分が部下だったらどうかという視点も入ってるんだけども。こういう上司が良いなと思う視点ね。それなら自分が上司ならどうかと考えたら、なかなかできていない事が多い。この本は、ケース的な感じで例示があって、その上でどうしたら良いかという事を説明してくれているので分かり易い。改めて振り返ったりするのに良いかなとも思う。さて、今年、これを参考にどこまで私は実行できるのか……
「自分」を殺すな、武器にしろ
3冊目こちら。こちらは目次から……そうだなぁ、この本は章だけにする。
- なぜ、いま"本当の自分"に気づいてほしいのか
- 自分の"才能のタネ"を知り、強みに育てる方法
- 強みを使いこなす、そして武器にする
世の中にはアセスメントとか自己分析とか色々あるんだけど、それをやった結果、自分の欠点ばかりをついつい見てしまう。欠点を直そうとしてしまう。でもこの本では、それが間違いだと言っている。自分の強みを伸ばす方が労力に対する効果が違うと。
これが個人の話だけではなくて、チームという見方も入ってくる。強みは皆違うから、その違った強みを活かして組み合わせて、そしてチームとして力を発揮しようと。その為にも自己認識の精度を高めていこうと。その為にツールがあるんだよと。
個人的には、0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のためので読んだように、まずは仮説を立てて動いてって時に、自分が強みを発揮できる方向性だと動き易いよね。「自分」を殺すな、武器にしろであるように、自分の強みの理解とその活用だなぁ。それを広げてチームとして考えると、自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書にあるように、部下の強みを活かして、指示待ちじゃなくて自分で動いて更に強みが伸ばせるような、そんな動きができるように仕向けられたらなぁと思う。
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