それさえもおそらくは平凡な日々

自分自身が思う事、考えた事、やった事、それらを書いてみたり。ネット巡回して記事を紹介しつつ自分の思う事を色々書いてみたり。自由気ままにやっていきます。キャンプやチェアリングネタが増えてるかも。

 タイトルが微妙に日本語として変な気がするけど、言いたい事はそういう事。人間ドラマが好きなんだな、ようは。人がいて、色々な事を思い、動き、そして自分だけでなく他の人との関わりによってそれが相互に影響して、また関係が変わっていく。そういうお話が好き。

 栗本薫先生の作品が大好きで(BL本除く)、色々買って読んでた。「グインサーガ」のように多くの人が出てくる大河小説は大好きで、先生が書いているまでは全巻買って読んでた。それぞれのキャラに思い入れもあったし、感情移入もしていた。イシュト好きだったんだよ。どんどん壊れていくのが辛かった。最終巻の「豹頭の花嫁」が読みたかったなぁと思う。

グイン・サーガ1 豹頭の仮面
栗本 薫
早川書房
2012-08-01

 ミステリーモノも色々あって伊集院大介シリーズも好きだったけど、SFモノで「レダ」ってのがあって、これが好きだった。レダという一人の少女とイヴという少年の出会い。そこからその世界の矛盾や問題に気づいていって……という話なんだけど、私としては単純にレダとイヴが好きだった。だからレダの母が言うこの言葉でイヴが感銘を受けるシーンが忘れられない。

「私はレダを産んだ」

 ここに凄く神秘的な意味合いがあって。そうじゃない世界でのそういう事。命が生まれるという事。そういう神秘的な意味合いをイヴが感じるシーンが印象深かった。だからレダの為に……まあ、そこは読んで貰えれば。グインサーガみたいに100巻越えとかじゃなくて3巻で終わるから(笑)。

レダ 1 (ハヤカワ文庫 JA ク 3-5)
栗本 薫
早川書房
1988-06-01

 そういう読み方をするので、最近はラノベで恋愛モノが多いのは絶対に人の物語になるからというのはある。というか、人の話しか書きようが無いよね、恋愛モノって。そして重苦しいテーマより若い頃に多少なりとも経験した事だから理解もし易いし。

 VRMMOモノが面白いってのもそういう読み方。だってリアルの人間がVRMMOの世界のキャラになって動いて、でも中身は人で。そういう人同士がVRMMOの世界で関わってやり取りしていって、リアルとはまた違った関係が生まれていく。世界の設定がリアルと違うから、リアルではできない事もいっぱいできるし、また逆にリアルの経験がゲーム世界で活きたりする。それもまた他の人に影響を与えていく。ソロでぼっちでやっていこうとしても、そこに他の人がいる限り、何らかの関わりが生まれていって、そのやり取りや事件がまた次に繋がっていく。キャラの考えや性格も変わったり変わらなかったりする部分もありつつ、それは一人でいたらきっと何も無かった事に影響してるのだから、やっぱり人の物語なんだよな。

 ちなみにこういう感じでとにかく人の話が好きな為に、歌を聴く時もどうしても日本語の歌詞になってしまう。歌詞が好きというのが非常に大きな要素になる。結果、日本語の歌しか聴かないし、歌詞重視になってしまうのは否めない。例外は奥田民生ぐらいだと思う(笑)。奥田民生が格好良すぎてたまらないって思うんだけどあれはもう声が好き過ぎて……他にそういう歌手はいないので、これは例外という事で、他は大概歌詞が好き。好きな歌詞が素敵なメロディや素敵な声で歌われているという事が良いんだよね。

 YOASOBIの歌って結構好きで、勇者アイドルって好きなんだけど、それぞれフリーレン・アイ(一部B小町メンバー)の想いを歌詞にしているので、そこがね、良いのですよ。きちんと作品テーマを下に作られているんだけど、その中でその想いを歌詞にするのかと。物語の説明じゃなくて、物語に出てくる一人のキャラの想いを歌詞にしていて、良いよなぁと。どれだけ好きなんだ、この二曲(笑)。

 音楽はなぁ……別に音が好きじゃない訳ではなくて、オルゴールとかピアノの音って好きだし、それだけでも勿論聴ける(そもそも子供の頃はピアノ習ってたんだし)んだけど、普段聴くかと言われると大して聴かない。ただ、読書中に何か音楽をかけようとすると歌詞が無い方にする。BGMに歌詞があると、歌詞が好きなのでそちらの世界にいってしまって本が読めなくなるから。そういう時は静かなジャズとかをアレクサに適当にかけて貰ってる(だから曲名とかは全く知らないまま)。それだけ人の物語について意識がいくし、感情移入するが故にそちらの世界に入ってしまうんだよね。

 元々好きだったんだけど、数年前からそういう話に感情移入できなくなってしまっていたんだよ。世界に色が戻ってももう戻れないかな、どうなるかなと思いつつも、ここしばらく漫画やアニメドップリな感じに戻って来て、その延長でラノベとかも読むようになった訳だけど、色々な世界や設定も楽しみつつ、やっぱりそこにいる人達の物語を読んで感じて楽しむ事が一番好きだな。金が大量にあるなら読みたい本とか色々あるんだけどなぁ。目がまだ本を読める内に、まだ見たことの無い色々な人達が出てくる本を読んでいたいと思う。もっと色々な世界の色々な人達の物語を昔のように楽しんでいきたい。

50歳からの読書案内 (単行本)
中央公論新社
2024-01-22

 本当は先月グルソロやる予定だった仕事関係の人達がいて、雨で流れたんだよね。再調整が進まなくてもう止める事にしたんだけど、その内の一人と先週呑みに行ってて、キャンプ行こうぜと。呑んで話した流れそうなった……で、いきなり場所取ろうとしたら結構埋まってる。この週末は3連休で天気予報も晴れ予報だったから、皆が予約入れてたんだろうね。そんな時に電話してみた「たくせん園地」……OKだった。

 私はつい先月も行ってるんだけどね。

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 電話一本で予約出来て、1泊1500円で、目の前に牛久沼があって水面を見ながらキャンプ出来るっていうのは、あまりにもツボなんだよなぁ、私の。

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 天気が良いから、水面が綺麗! 個人的にはこの枝垂れ柳も良いんだよ。枝垂れ柳越しの水面……大好き。

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 10時半ぐらいにチェックインしたら、既に岸辺は取られていたんだけど、そのすぐ後が空いていたので、そこに設営する事にした。

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 写真に写ってないけど、撮影してる私の横ぐらいに今回一緒に来た人のテントが張られている。今回が初キャンプ(デイキャンプやBBQは私以上の経験者だけど泊まりは初でテントも今回買ってきたという状況)だそうで、テントを張るのも一苦労という感じなのが懐かしい(笑)。

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 二人共設営が終わった、忘れ物は無かったって事で、乾杯。

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 少し雲が出て来たんだけど、日が少し落ちてくると水面がキラキラし始める。いやぁ酒が進むわ。こういう景色が大好きだから、たまりませんな。

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 呑んでばかりなのは体に良くないので、ツマミを作ろうという事で、今回はガーリックチキン。鶏胸肉焼いてガーリックスライスをかけてほりにしで味付け。レモン汁かけたくて買って行ったのに、そのまま忘れてて、さっき帰宅して片付けしてる時に気づいてショック(笑)。でも、十分このままでも美味かった。ガーリック入れすぎて、滅茶苦茶ニンニク臭くなってしまったが……まあ、仕方無い。鶏肉の脂を吸い込んだガーリックがやたら美味かったんだよ。

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 今回一緒に来た人は色々買い込んできていて、すき焼き作ってお裾分けしてくれた。当たり前だが美味い。そしてかなりの量があってどんどん食べてと言われて満腹になるまで食べたから、以後、私は料理を作っていない……本当は冷凍炒飯持って来てたから晩ご飯にする気だったんだけどねぇ……もういいか、満腹だしと(笑)。

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 夕日が沈んでいく牛久沼。綺麗すぎでしょ。今回は岸辺にテントを張る事が出来なかったので、そこまで歩いて行って撮影したけど、これはなかなか良い色だった。こういう赤って良いよね。

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 夕日が沈むのを見ながら酒を呑んで、徐々に気温が下がってきたので焚き火。そうすると今度は小腹が空いてきて、そういえばクーラーボックスに5本入りのウインナーがあったよなぁと、これまた久しぶりに焚き火で焼いて食べた。寒くなってきた時には温かいモノが美味いよ。そして酒呑んでるから塩気が合うのよ。

 今回は薪を現地購入(500円/籠)して、それだけでやったので21時過ぎには薪が終わって、後は熾火をつつきつつ酒を呑んで22時ぐらいに寝た。

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 おはよう、朝の牛久沼。朝からとても気持ち良い。少し寒くてTシャツにウルトラライトダウン着てその上にパーカー羽織ってた。でも、この景色は見なければ。しばらく見てたら腹が減ってきた。菓子パンを一つ買ってたんだが、それよりもクーラーボックスの残りが気になったのでそちらを優先的に食べる事にした。

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 冷凍炒飯にキムチを乗せたキムチ炒飯。キムチの量を間違えて2倍入れてるので、凄くキムチな感じになったが残しても仕方無いので悔いは無い(笑)。

 今回は雨が降らなかった(ここ4回連続降ってたからなぁ)ので、片付けはすぐできると思っていたら、やたら結露してる。フライシートなんてびっちゃびちゃ。中も外もびしょ濡れになっていて、私はテント出入りする時に髪が当たって風呂上がりのような髪になった(笑)。まあ、時間はあるので、日に当てて乾かそうと思ったら、結構な木陰で……人が居ない所に広げて乾かしておいた。それでもフライシートは2時間以上乾かしてたよ。何とか乾いて良かった。

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 という事でチェックアウトの11時近くなったので、撤収。最後まで綺麗な景色を見れて大満足。年中無休って今回聞いたから、年越しにここにいても良いなぁとか思ってしまった。ここは私のホームだわぁ……近くて安くて水辺なキャンプ場。素敵。そして今回初キャンプの仕事関係者も、焚火台買おうかなぁとか乗り気になってたから、はまったら楽しいな(笑)。


好きだったかすみ草とピンクの花をお供えしてきたよ……

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 最近は、ラブコメもののラノベを買う事が増えてるけど、そればかりも食傷気味になるので他に面白い本は無いかなと探していたんだよね。で、元々好きな漫画にとあるおっさんのVRMMO活動記とか、のんびりVRMMO記があって、この手のやつを探してみようかと。

 そもそもMMO自体は好きで、エランシアとかラグナロクとかやってた時期もある。だからフルダイブ型MMORPGがあったら絶対やってみたい。

 とあるおっさんのVRMMO活動記は主役がタイトル通りおっさん。そして仕事もあるからあまり時間も取れないし、パーティプレイは無理だからソロ用にと不遇職・不遇スキルを取って始めたらスキルの組み合わせで実は面白い事が出来ると分かってゾクゾクしながら進めていく、というもの。この手探りで見つけて行く感じが凄く好きで。

 戦闘も生産もと広くやっていくので、どれも専門の人には叶わないけど、それでもそれが自分のプレイスタイルとして続けていくのも好き。それにNPCにもきちんと対応していくし、だからこそNPC側から出てくるクエストとかもあれば、個別の関係性も出来たりと、まさに「もう一つの人生を楽しむ」ゲームになっている。これ、小説版も買いたいんだけど、1冊が1400円ぐらいするから30巻まで出てるのを買おうとすると4万円かかるので、漫画だけで我慢中……


 のんびりVRMMO記の方はゲーム大好き双子姉妹が年齢制限で自分達だけではプレイできず、大好きな兄を誘って始めるVRMMOモノ。双子ちゃんが可愛いとか、兄が一番女子力高いヒロイン(戦闘力も無い)だとか、でも基本はほのぼのしてて子供達が楽しく遊んでいる感があって好き。

 この漫画の面白いのは、掲示板があってそこでワイワイやってる事。双子ちゃんとその兄を見守るロリコンスレとか、運営に怒られそうだけどあくまでも見ているだけで決して犯罪行為には至らない、寧ろ困ってたら助けるぐらいの変態紳士達の集まりのやり取りが面白くて(笑)。しまいにはこいつらだけでギルドも作っちゃうし。こういう主人公達ではない側、見ている側が集まってワイワイやれる仕組みも、ネットがあるからこそ、その先のVRMMOだからこそ、だよねぇ。パソコン通信の時代から同じ趣味の人達とワイワイやるのが好きだったから、VRMMOでゲームを楽しみつつ、更にそういうやり取りができるって楽しそうだなと。

のんびりVRMMO記1 (アルファポリスCOMICS)
まぐろ猫@恢猫
アルファポリス
2017-12-01

 で、これらがあるのでVRMMOモノのラノベを探していたら、いくつかあった。私はKindle Unlimitedで無料で読める本もあるので、そこから幾つか読んでみた。

 まずはFree Life Fantasy Online ~人外姫様、始めました~。ゲーマーな妹からVRMMOの機器とゲームを渡された姉が一緒にゲームする話。ただ、この姉も妹につきあって色々ゲームをしているから初心者ではなく、このゲームを始める時も、人外、それもゾンビでスタートするという異端っぷり(笑)。めっちゃ美人設定なのに、最初はゾンビ。腐敗臭を撒き散らし、肉は削げ、移動速度は落ち、五感も弱体化しているという……ただ、そこからあれこれ試して(試せるのがゲーマーだなと思う)、特別進化ルートを見つけて進化していく。

 この姫様、別にリアルで姫様な訳じゃないけど、基本丁寧語で話してるし、進化ルートで王家になってるから補正もかかって姿勢が良いとか動きが洗練されてるとか、そういう事も相まって、ゲーム内での皆からの呼び名は「姫様」。スタイルも良いし胸も大きいからすぐそういう視線も浴びるけど、リアルで慣れてるからスルー。種族特性を活かした戦い方をするので、弱点もはっきりしてるけど強みを活かすと滅茶強い。

 現在、9巻まで出てるけど、途中からやたらクトゥルー神話がベースになった設定が出てくるので、そちらが好きな人が読むと更に楽しいかも。私は雰囲気しか知らない(笑)。

 この世界にも掲示板があって、生産職用とか魔法職用とか色々あるんだけど、姫様個人用もあって皆で姫様の話してたりとか。後、ワールドクエストといった世界に影響を与える全キャラが対象になるレイド戦の更に大きな戦争みたいなクエストもあったりして、凄く楽しい。戦闘職も生産職も皆で連携しながら進めていく、そういう楽しさがVRMMOというゲームだよなぁって思うので。これは続巻が楽しみ。


 次はMyrla<ミルラ>~VRMMOでやりたいほうだい~。これはSAOのようなログアウトできない、死んだら終わりのデスゲームパターンの話。攻略組として戦って、皆死んで、最後の一人になって死んだ筈が何故か巻き戻って生き返るラストワン……一周目の知識を持った上ですべき事は皆の生存率を上げる事、と生産職になって次々と回復アイテムや戦闘で役立つアイテムを作っていく。

 全3巻だから気軽に読めると思う。途中から重いんだけど……作者の性格なのか癖なのか、ふざけてくるのを息抜きと思うかそこで茶化すなよと思うか。そういう所もあるけれど、基本的にはラストワンの皆を死なせないという思いと、攻略組や生産組も含めての大戦争とか、ふざけてるようで熱かったなぁ。個人的にはなかなか面白かったと思う。


 で、最後はVRMMO学園で楽しい魔改造のススメ~最弱ジョブで最強ダメージ出してみた~。もうタイトルからしてロマンしか感じなかった(笑)。主人公が不遇職好き、というか、強いお勧め職は興味が無くて、不遇であればある程、そこで強さを発揮してやろうという性格。だから、この作品で一番の不遇職とされる紋章術師でスタートするという……説明見ただけだと、本当に使い道が無さそうなんだよね(笑)。

 でも、スキルの組み合わせで一撃超特化のロマン砲を打つようになる。更にそれを仲間のアキラにソードダンサーになって貰ってスキル連発できるようにして更に強くなったり。浪漫だよね(笑)。

 この世界観では、VRMMOというゲームの世界に高校を作って、その高校に入学し、勉強も全部この世界の中というなかなか面白そうな設定になっている。そこで勉強をして、成績によってメリットポイントが貰え、それがゲームのアイテムやスキルを入手するのに使えるから、必死で勉強するという……私、絶対ここに行ったら成績上がってたと思う(笑)。

 こちらは全6巻。主人公とアキラの関係もニヤニヤしながら読めるのでなかなか楽しかった(笑)。


 アニメも漫画も好きだけど、こうやって小説読んでるのもやっぱり楽しいね。VRMMOはやってみたいゲームだからって事もあるけど、このテーマでの漫画や小説があると、また読んじゃいそうだわ。

 クラにかの7巻が今日発売という事で、その感想を。ネタバレはしまくりなので嫌な方は避けて頂いて……

 ここしばらく引き摺っていた夕の片思い完結編、だなというのが読了時のまずは簡単な感想。でもそこに至るまでに、新奈もらしからぬ踏み込みをして5人組の空気が悪くなるし、海の腹黒さが露わになるしと……まあ、海の場合は腹黒いというか、この子的にはこうするしかなかったんだろうとは思うけど。

 まず、新奈は踏み込んだよね。空気読んで寧ろその場の雰囲気を良くするポジションが敢えて踏み込んで夕を焚き付けて……夕がそれに乗ってこない処か反発して仲悪くなって、それに伴って5人組もギスギスと。新奈が自分の価値観を押しつけてるとも言えるけど、同時にこの子の価値観において、夕が悲しいのが嫌で、早く元気になって欲しいが為に踏み込んでいったって事なんだとも思うけど。

 そして海は……まあ、元々、夕とのゴタゴタがあった1巻からずーっと引き摺ってる話だからなぁ。タイトル通り「クラスで2番目に可愛い女の子」ポジションにいて、圧倒的ヒロインの夕といて、しかも夕を笑顔にしたくてそうなるように動いて、そしてそうなってみたら夕が海から友達すら惹きつけて持っていってしまって。夕は何もしてなくて、ただ海がそうなって欲しいと思ったように天真爛漫さを取り戻しただけなのに、その天性の魅力で人を惹きつけていって、海が辛くなって離れようとして……でも夕が大事だったのは海でという。

 それを解消して仲直りした筈だったのに、やっぱりその不安というか、自分が積み上げていったものも全部一瞬で失ってしまうトラウマが、初めて好きになった真樹を取られたくないと隠していて、そして夕との仲直り後も真樹が海の事しか考えられなくなるように「私だけの真樹」になるように仕掛けて、身も心もすっかりと海一筋になるようになってたわけで。まあ、これも、ベースとして相性が良かったからってのはあるんだろうし、「友達」になる所から計算してた訳ではないだろうから、やっぱり仲良くなっていく中での不安からそうしたんだろうなぁと。独占欲を具体的行動で満たせるようにしたと考えるとなかなか凄い(笑)。嫌いな子にやられたらそうはならんよなという事で、良いんじゃないかと思うけどね。真樹自身もそれで良かったって思ってる訳だし。

 まあ、それ以上に真樹が変な子だからなぁ……しばらく皆と距離を置くって海に言われて、じゃあ自分もって突然自分のスマホの皆の連絡先とかグループを削除しちゃうって、そりゃ引くわな。海が引いて少し冷静になって対応しちゃうところは笑ってしまった(笑)。

 それにしても、もうこの二人はそろそろするのかねぇと思ったら今巻もHしなかったねぇ……まあ、真樹自身が高校卒業まで我慢出来そうにないとか言ってるから、限界は近そうだ(笑)。下手にあれこれ理屈づけして我慢してるのはどうかと思いつつ、まあ、してもこの二人の場合あまり変わらずバカップルなんじゃないかって気もする。大イベントが終わるってだけで。結婚考えてます的な話だから、やらなくてはいけないイベントは他にもあるしねぇ。そもそも受験頑張れという(笑)。

 夕については、可哀相だったねぇと。恋人がいる主人公を好きになっても、報われないよね。天使様もそうだけど、主人公が揺るぎない場合、どうにもならんという。海が真樹を自分の事だけを見るように頑張ってたのもあるけど、真樹自身、そもそも友達もいないようなタイプだった訳だから、友達としても凄く良い仲になって、それから恋人になってって流れでは、他を見る気にはならんよねぇ。下手な自信がついて調子乗るタイプでもないし(笑)。告白して数秒で終わる初恋って、夕も今迄そうやって告白を断ってきた訳だから、振られる側の気持ちが分かって、また一つ成長ではないかと。

 個人的には、夕と新奈の仲直りのシーンは好きだったな。夕の家の玄関で待たせて貰ってる新奈が、初出の時の印象と全然違う良い子になってるんだもんな。これで締めくくってくれたのは、このドタバタの片付け方として良かったと思う。真樹と海で終わるんじゃなくて、振られたヒロインとそれを心配してきた友達の仲直りで終わったのは好きだな。

 後書き見ると、次は7.5巻の短編集になるとか。しかも結構次の発売は遅くなるらしい? 8巻は更にその後だから、来年中に8巻読めたら良いかな? アニメ化の話も気になってるんだよねぇ。YouTubeのクラにかの石見さんの声が素敵過ぎて絶対あれでアニメ化して欲しいんだけど。

 天使様もクラにかも、付き合うまでの距離が近づいていく様子から告白→付き合う→仲良く登校して騒ぎになるというテンプレ的な所辺りが読んでて面白かったからねぇ。天使様は告白して抱き合う所までで終わったから2期はバカップル登校からの騒ぎになるのが楽しみなんだが(笑)。クラにかの場合は、友達から恋人へが結構早かったんだけど、その間に夕とのゴタゴタがあるし、告白して付き合って……からの翌日から風邪で寝込んで朝凪家で年末年始を過ごすという凄いパターンになってるから、そこら辺までアニメ化して欲しいんだけどなぁ。告白して成立するまでなのかなぁ。情報が全然出てこないから、非常に気になってる。元々、クラにかについては漫画版から入ってるだけに、あの絵柄も含めて活かして欲しいなぁと。

 年内のクラにか成分はこれ以上補給できそうに無いし、また1巻から読み直したり漫画版を読み直したりするかな(笑)。


 アニメ1期が終わってしまいましたねと。2期発表が無いからこのまま終わりなのかもしれないけれど、非常に面白かった。今期一番だと思う。絵も綺麗で最後まで崩れなかったし、あの原作の多いモノローグをすっぱりカットして各話にきっちり収めきったのは凄いと思う。各話のタイトルの使い方も上手かった。ED手前に持って来るのは狡いけど……ああ、そうなんだなって思わされるから、演出としても良かったよなぁと。

 OPも癖になった。最初は如何にもアニメのOPっぽい感じだなと思ったんだけど、スタッフの文字も全部使ってるし、歌と絵があってるし、凄く凝ってる。

つよがるガール feat. もっさ(ネクライトーキー) (期間生産限定盤) (特典なし)
ぼっちぼろまる
ソニー・ミュージックレーベルズ
2024-08-14

 EDも良いよねぇ……八奈見さん、檸檬、小鞠ちゃんのそれぞれのEDがあって、絵柄も作り方も全部違ってて、でも、そのキャラがしっかり描かれてて。しかも差分があるんだよなぁ。小鞠ちゃんの最後の振り向き笑顔は鳥肌立ったよ。後、檸檬については檸檬が本編で語ってた童話かなぁって思うと切なくて。めでたしめでたしまでが描かれて、そして風呂で目が覚めて……切ない。


 OP・EDって大体一度見たら以後は飛ばすんだけど、これは珍しく全話見たよ。多分、江戸前エルフ・着せ恋辺り以来かもしれない。

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 それから、マケインのメインキャラ達へ思うことは別記事で書いてるけど、まあ、3マケインしか書けてなかったりする。だから、佳樹と志喜屋先輩は触れたい。

 佳樹は可愛いなぁ、こんな妹欲しいなぁと最初は思って途中から怖くなっていくパターン(笑)。これだけ兄が好きってのはそれだけぬっくんが可愛がってたから(シスコンだし)という事が多くて、それこそ刷り込み状態だったのかなと。朝雲さんとは知り合わないでねって思うキャラだわなぁ……原作ではもうがっちり組んじゃってるけど(笑)。

 志喜屋先輩はかなり好きなキャラで。この子は感情とか自我とか凄く弱い子なんだろうなって。これはどうしてもアニメの範囲を超えて原作の方の話になっちゃうけど、感情表現が苦手なんじゃなくて、感情自体が弱いか理解できてなくて、だから表情に出ないんじゃないかなって。涙を流さずに泣くとか、好きな人の笑顔を触って覚えて指で自分の口角上げてみたりとか……凄く好きなんだよなぁ。ギャルなのは苦手だけど(笑)。アニメでは演出凄すぎて完全にゾンビだったな……何喋ってるかすらなかなか分からなくなっちゃってたし。でも、仕事できるしぬっくんに頼まれた小鞠のフォローもしてくれるし、とっても良い子。1年先輩なわけだから、ぬっくんとの関係も卒業という形で終わるのかな。そこでぬっくんがどう思うかは分からないけど、志喜屋先輩相手に失恋するって形になるのも良いんじゃ無いかと思いつつ……マケイン達と同じ立場に立つにはここしかない気も。

 ああ、そうだ、桜井君……OPと11話の最後に少しだけ出てくるけど、出番作られなかったね。個人的にはあの生徒会を裏でまとめてくれる苦労人って事だけど、この子もきっと変な奴なんだと思ってる(笑)。

 アニメ1期では原作3巻までで11話+おまけの12話の構成で、3マケインの負けっぷり迄を描いた訳で。2期以降はマケインも増える訳だしやって欲しいよね。

 原作も含めた展開だと、3マケインの筆頭の八奈見さんって一番内面が見えてない。というか恋愛と食事しか分からない。檸檬は走る事、小鞠ちゃんは文芸部を守る事と書く事っていう軸があって、そこで悩んでぬっくんに頼ったりする訳だけど、八奈見さんはそういう悩みが無いか少なくともエピソードとしてまだ描かれてない。2期以降は少し意識しているような雰囲気が強まるから、そういう意味では12話の展開は良かったと思う。きちんと繋がるしね。最終回は八奈見さんが可愛かったしなぁ……ラッコなのは変わらないけど、4Kっぷりもしっかり見せてくれて良かった良かった。

 まあ、12話の時点でも西川君の名前出すと偽彼氏対応に乗るし、ぬっくんも思う所はあるんじゃないのかなって感じもありつつ、一応部室に置いてるラノベネタで脅すという揺さぶりの仕方が八奈見さんよ……本当は二人でデートしたかったのに、普通に文芸部内には広められてるし。これ、檸檬や小鞠ちゃん的にも微妙な気分だったんじゃないかと思うが、意外と気にしてなかったり? 二人がゴーカート乗って、デートってそういうものよって話してる時は特に口を挟まず後を歩いてたり、変な立ち位置だったよね。

 そして一日デートして、最後に観覧車乗って良い雰囲気あってからの……

「そういいとこだよ 温水君」

 って笑顔で八奈見さんに囁かれて終わる辺り、少なくとも言葉にも態度にも出すような段階ではないんだろうね。友達になるのはきちんと友達になってくれって言うタイプだし。その上で2~3年友達付き合いして仲が深まったら告白するって言ってるぬっくんだしな……もしその気になっても動かないだろうし(笑)。でも、そういう含みもある最終回になってて、2期でどうなるんだろうって感じの終わりで良かった。

 最後にOPの「つよがるガール」のフルVer流しつつ1期の総集編EDにしてるのは素晴らしかった。

 本当にこの作品、作り手の思いが凄く強いと感じた。絵も動きも声も音楽も全部良かった。本当に2期やって欲しいんだよなぁ。このスタッフでまたきっちり作り込んでくれる2期を期待!!


 先週・先々週とキャンプ行ったけど、そもそも雨が嫌だから天気予報見て、雨が降らないとなってるから行った筈なのに、両方雨……今週末は雨予報だったからキャンプ入れなかったのに、降らないでやんの。

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 しかも曇ってて気温も下がってて凄く気持ち良い。これで家に閉じ籠もってるのは寂しいよなぁという事で、チェアリング行ってきた(昨日は、腹具合悪かったので大人しくしてた(笑))。

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 久しぶりに水が流れてるゾーンへ。休日だから流れてると思ったんだよね。水の流れる音を聞きながら準備だけど、やっぱり楽だわ。サクッと準備終わって一枚。うん、なんかやたら風情のある感じに……公園の片隅の週末だけ流れる偽の渓流だけど(笑)。

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 って事で、朝から乾杯。

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 まだ色づく程の季節ではないけれど、少しだけ葉が黄色くなってきていたりして、秋が近いのを感じる。

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 ちょっと見る方向を変えれば、既に赤や黄色に変わってきてる葉もあって、やはり秋が近いと感じる。これ、もう半月もしたら綺麗な紅葉になって楽しめそう。キャンプ行けない時はここでチェアリングして紅葉狩りだよなぁ。無料で行けるのが素敵。

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 まあ、そんな風情のある場所で、昼飯はタコライス風サラダ巻……いや、結構美味くって、これ。前も一度食べたんだけど、気に入ったので買ってきた。そこそこ良いお値段しやがる……(笑)。

 ボーッとね、酒呑みながら景色見ながら昼飯食べて、そこからは読書タイム。この環境で読書ってやっぱり贅沢。そよ風も吹いてるし、曇ってるしで、気温は25度ぐらいで気持ち良いったら無い。


 今日の読書はこれ。Kindleアンリミテッドで無料で読めるので、これをDLして読み中。3巻まであるんだけど、まだ2巻。Wizardryの世界で倉庫番にされていた忍者と司教がレベル上げして頑張る話……いや、分かるわぁ。ああああとか適当につけて倉庫にしたりしてたよねぇ(笑)。だから面白くって。まあ、後、IT系ブラック企業あるある的な心が痛くなるようなネタもぶっ込んでくるし……(笑)。

 でもね、面白いんだけど、酒呑みながら気持ち良い環境にいたら、徐々に瞼が重くなっていって……気づいたら30分ぐらい寝てた(笑)。この時期、マジで気持ち良い。これ、キャンプ行きたかったなぁ。夜は少し肌寒くなってくるだろうし、そこで焚き火ってのが気持ち良いと思う。冬は焚き火が無いと凍死すると思いながらやってるけど、今の時期なら気持ち良いものとして楽しめるから。

 帰りにヒトカラ1時間歌って帰ってきたけども、まあ、安価な遊びだわなぁ。春と秋はこの公園でチェアリングするのは、コスパ良すぎて笑えるぐらいだし、これからの紅葉シーズンはここを活用していくぞ!


 「負けヒロインが多すぎる!」のアニメを見て、すっかりはまって原作も全部買ってしまってる訳だが……取り敢えず、アニメ版の範囲でのキャラへの印象を書いてみる。気持ちに関する部分は原作の補完(部誌とか)も入れつつ、かな。アニメだと結構カットされてるから、そこは補完しながら見てた面もあるし、そういう見方で。

温水和彦

 敢えて3マケインからでなく、ぬっくんから(笑)。

 独りが平気な子、という事だし、実際ある程度耐性もあるんだろうけど、別に人がいてもやっていける子なんじゃないかなって思う。ただ、基本、佳樹とラノベだけで人格形成してきてるから、そういう環境が平気でありつつも、友達付き合い多い人達と比べると、やっぱり少しズレてしまってる。人の気持ちを考えるという事がラノベベースなんだろうな。だから「そういう所だよ、温水君」って八奈見さんに言われる訳だし(笑)。

 それでも、別に人嫌いって訳でもなく、読んでるラノベだって、人がいっぱい出て来てわちゃわちゃやってるモノが多いって事は、そういう世界が嫌いじゃないと思うんだよね。実際、そういう視点でマケイン達を見ていたのに、関わる事になっていったら少しずつ寄り添っていけるようになってるし。

 その踏み込まないで横にいるっていう距離感が、失恋したばかりのマケイン達には居心地良かったのかなって思ったり。幽霊部員だったのに文芸部の部長になる辺りなんて、完全に小鞠の事を思っての行動だった訳だし。これ、もしも最初期の頃だったら、辛い気持ちにはなっても、距離を取ったままで助けてあげられなかったんじゃないかなって思う。八奈見さん、檸檬、小鞠と立て続けに失恋しくところに立ち会って、横にいて話を聞いてって中で少しずつ変わっていったんじゃないかなと。後は迷コンサル八奈見さんがあれやこや言い続けてる事が少しずつ影響していたんじゃないかなぁって。

 ぬっくんへの矢印があるかないか議論が良く出るけど、そもそも失恋したてだし、それを横で見てたし、ぬっくんは自分に矢印が向くとも思っていないだろうなと。そしてもし向いていると思ったとしてもこの子の性格からして、自分からどうこうする事は無いと思う。相手の事を思ってやった事でも、それで関係が断絶される事もあると、八奈見さんのお弁当の時に体験してるからね。あれはもうトラウマじゃなかろうか。独りで平気だった筈の自分があれだけショックを受けたという事が、ぬっくんの中では大きな影響を与えていると思うし。少なくとも八奈見さんに対して自分からもう動けないんじゃないかなと思ってる。

 まあ、3マケインから見た場合、辛い時に横にいてくれた男の子っていう所から、少しずつ性格も分かっていって、ここぞって時には動いてくれるし見捨てないっていう安心感があるんじゃないかな。それが恋愛感情かというとまた別な気がするんだけどね。

小鞠知花

 アニメ11話の印象が凄く残ってる小鞠ちゃん。ぬっくんから見たら、本が好きでボッチで、こっち側だと思っていた訳だけど、実際は好きでボッチなわけじゃなく、人との繋がりが凄く大事な子だった訳で。でも、人と話すと緊張してどもってしまうし、いっそスマホで文章打つ方が早いししっかりと気持ちも出せる。

 3マケインの中で一番勝ち目が無くて、でも、唯一真っ正面から告白した子だというのも印象深い。文芸部で3人でいる事が学校を楽しいものだと思わせてくれて、だからこそ文芸部が一番大事だったのに、それをぶち壊しても気持ちを伝えたかった訳で。それをやってのけたからこそ、10話、11話の小鞠ちゃんが可愛い。

 アニメ効果凄いなぁと思ってるんだよね。原作で読んでる限りではそういう想いが強くて、それをやってのける強さもあるけれど、基本はコミュ障でぬっくんにだけは毒吐いてるんだよね。私、毒吐かれるの苦手だから、「死ね」とかいう小鞠ちゃん、あまり好きじゃなかったんだけども、アニメの小鞠ちゃんは凄く可愛く描かれてたなと。絵もだけど、感情の動きや表情や声や……これはアニメという場だからこその見せ方だし、それがはまって凄く良かった。

 でもこの子のコミュ障は治す治さないってレベルじゃない気がするし……ぬっくんみたいな男の子が横にいてあげたら良いんだろうなって思う。3マケインの内、残り2人はカースト上位の陽キャラだから、色々な人との出会いもあるし、そこに可能性は色々あると思うんだけど、この子は……なかなか厳しそうだからね。恋愛的な意味じゃなくてもずっと一緒にいてあげられたらこの子は嬉しいんじゃないかなって思う。

焼塩檸檬

 個人的には3マケインで一番好き(笑)。明るく元気な女の子。健気で嫌みな所も無く、凄く純粋で良い子。出番としては一番少ないし、ぬっくんとの関わりも当然時間面で見ると少ない筈なんだけど、この子の話がいつも重い。失恋した時も文芸部皆で押しかけていって、そしてぬっくんが話を聞いてあげる流れ。ちょっと悪い事を考えただけで、自分が悪い子だって泣く檸檬は良い子だよなって思う。純粋だからこそ想いもまっすぐで、だからこそ悪い事に対して心から悲しむ訳で。でも、この悪い事を想った事も本心で、悪い子だって泣きながらも、それでもちょっとそうなったらって思ったりしてたんじゃないかなって。

 後、アニメでは全部カットされた部誌のこの子の詩は全部好き。凄く子供っぽいというか純粋な単純なその時のその気持ちを言葉にしてるなぁって。純粋な小さな子供を見ていてふと涙ぐんじゃう時のような感じを受ける。

 ぬっくん呼びもそうだけど、普通にぬっくんの事を良い奴と思ってるだろうし(初期は誤解していたが(笑))、でも、女の子の気持ちが分からないという事も分かってて、アニメの範囲では分からないままだけど、原作は同じようなシーンでちゃんと意味が分かって対応するぬっくんが成長したなぁと思うと同時に、檸檬ちゃんから見てのぬっくんが少しは変わって見えるのかなとも思った。たまたま性別が男ってだけの普通に仲の良い友達から異性として見れるのかと。この子は二期があると一気にまた凄いターンが来るから、やってほしいんだよなぁ。

八奈見杏奈

 4Kラッコという可哀相な呼ばれ方を(ぬっくんの心の内で)されている多分メインマケイン(笑)。この子はもう完全にカースト上位の陽キャラだし、その分人の気持ちも良く分かるし対応も出来る。

 そもそも4Kだって相当綺麗だからね。8Kが出て来たからその差が分かるけど、そもそも4Kに例えられる美貌は十分高レベル。ラッコの例にしたって、可愛いって表現がついてる訳だからねぇ……1日に体重の20%の量の食事をするっていうのが問題なだけで(笑)。

 アニメではひたすら食べてたな。原作でも食べてたけど。人の物を奪って食べるのはどうかと思うし、そもそも食べ過ぎだろうというのと、謎ダイエット理論は一体何なのか、そしてそれでもあまり太らないのは何故なのかとその理不尽さにちょっと好感度が下がった(笑)。

 12年の片思いというか幼なじみをポッと出の8Kヒロインに奪われるし、そもそもその為に背中を押したのが八奈見さん自身だし、それでいてずーっと引っ張ってるし。アニメでは部誌が無い分、八奈見さんの気持ちの変化が分からないんだよね。部誌は、アニメ範囲を超えた辺りからちょっと内容が変わってくるし……アニメの範囲ではまだ特にぬっくんへの矢印は無いんじゃないかと思う。

 でもまあ、メイン回じゃなくても大体ぬっくんの隣にいて、何かを食べつつ訳の分からない事と言いつつ、ポイントポイントではきちんとアドバイスしてるんだよね。個人的にはアニメ10話でカットされた原作のシーンが凄く印象深くて。小鞠ちゃんを傷つけて泣かせる事を言ってしまってベンチに座り込むぬっくんの横に座って「私に何かできる事ある?」と聞いて、首を振ってそのまま俯いて考え込んでしまうぬっくんの横に黙って座っていて、長時間経ってぬっくんが顔を上げたら黙って横に座ってくれている八奈見……このシーン凄く好きだったんだよなぁ。ああいう事ができるぐらいにぬっくんのことを理解して寄り添ってあげてるんだよね、この子は。

 しかし、この子は自分でハードル上げまくってるんだよなぁ。ぬっくんが悪いにせよ弁当絡みでは口を利かない状態になってたしなぁ。草介の無神経な言葉に切れたぬっくんがむせるまで怒って感情ぶちまけるというあたり、ぬっくんだってもう友達ぐらいの心の距離になっていたんだよなぁって。本来、独りが好きで別に誰かと話をしなくっても気にしない筈だったのに、思い切り気にしちゃってるし。その後、ぬっくんが「友達になってくれ」と言って初めての友達になるんだけどなぁ。告白してくると思って「友達から」とか言っちゃうし、「ようこそ振られ人の世界に」とか自分を意識してるんだろ的な事言うし。その後も「いいよ、告白しても 断るけど」とか言うし。どうして、珍しくぬっくんが心の距離を縮めてきているのに、自分でそれを壊すんだ(笑)。

 なんか主人公と3マケイン書いてるだけで長くなった……志喜屋さんとか佳樹とかについても書きたいけど、また別で書けたら書くって事で。


 この3連休は、仕事関係の人達とのグルソロキャンプの予定だったんだけど、行こうとしていたキャンプ場の天気予報を見る限り大雨になりそうだったのでリスケに。そうなると3連休を持て余す……ので、近場で天気の良いキャンプ場を探そうと。急だから空いてないかもなと思いつつ、久しぶりに水面が見たくて「たくせん園地」に電話したらOKとの事。それが金曜の昼(笑)。いそいそと準備して土日にキャンプしてきた。ここ、本当にお気に入り。1500円/泊なのもありがたいし。

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 受付してたら、「これどうぞ」と管理人さんから頂いた。ログインボーナスだな(笑)。まだ暑い時期なので、予約も少ないとの事。だから前日予約でもOKだったんだな。ちょっとしたサービスに喜びつつ、場所取りに。木陰を狙おうかと思っていたんだが一日曇り予報だったので、それなら水面に近い方へ。そして狙っていて一度も空いてなかった一番端が空いていたので、そこを確保して、荷物を運ぶ……そう、ここはオートキャンプ場じゃないからキャリーで運ぶ必要がある。焚き火道具無しなら一度で運べるんだけどねぇ……焚き火道具+薪はどうしても2回目の運搬が必要になってしまう。

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 設営完了! 私の右側に人は居ない(左側は私より前に来た人が設営してた)。

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 曇っているけれど、目の前がもう牛久沼という事で、水面と空が見れる特等席。これで冬に快晴だと水平線に富士山が出て来て綺麗なんだけどね。まだ一度しか見たことが無い。この曇り空では当然見れない(笑)。

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 設営が済んだら乾杯! 昼食兼酒のつまみは、来る時に寄ったスーパーで売っていたちょこっと握りと和風巻。曇っていて風も強かったからかなり涼しいとはいえ、それでも気温は30度越えだから設営後は汗もかいてるしね。扇風機かけつつ呑みつつ摘まみつつ……良いキャンプのスタートですよ。

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 でも、これではやっぱり腹が減る。ちょこっとはやっぱりちょこっとだから(笑)。少しお高いチョリソーを買ってきたので、丸ごと焼いて食べた。酒が進むわ。美味い美味い。

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 そうこうしている内に、日が出てきて暑くなったので木陰へ移動。テント前で呑んでたのに、右にはもう人がいない事を利用して、右の木陰に椅子を置いてそこでのんびり呑むと。これはちょっと贅沢な使い方だったなぁ。

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 そして二本目!

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 日が出てきたこともあって、水面がキラキラし始めて綺麗。こういう綺麗な景色が見たくてね。曇ってるから涼しいけど、水面のキラキラが見れないのは寂しかったから、こうして見れて嬉しかった。

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 なんか鳥が杭の上に止まってたりとかね。風流感ある。

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 そして青空の見えたのが嬉しくて、改めてテントを含めて撮ってみた。綺麗な感じで撮れたなぁと思って、個人的には満足の一枚。

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 そして3本目へ……こう書くと早いペースのようだけど、実際は1本2時間ぐらいかけて呑んでるから、大して酔っ払ってはいない。言い訳のようだけど、本当に(笑)。

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 風が強いからどうしようかなぁと思ってはいたけど、周りも焚き火の準備してるし、やっぱりやろうかなぁと私も焚火台を出した。そして落ちていた松ぼっくりを拾って

\コンニチハ!!/

 まあ、まだこの時点では雨降るかもと思って、着火はしてないんだけども。一応、薪も持って来てるし、バトニングもして準備はばっちり。量は少なめにしたので、暗くなってからで良いかなと。

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 18時ぐらいにはもう暗くなってきていて、でも雨雲レーダーを見ると19時ぐらいから雨になりそうということもあり早めの晩ご飯。冷凍炒飯にキムチを乗せただけのキムチ炒飯のできあがり。いつもお世話になっています、の味(笑)。

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 夜の牛久沼が綺麗だね。冬に星空が見える時にまた来て撮りたい。でも、夏は夏で良いなとも思う。

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 そして、何か「ドーンドン」と音がしてるがまさか雷?とか思ってたら、花火が!

 一応、動画も撮ってみた。遠くで小さくだけれど、音ははっきり聞こえてきていて、良い酒の余興になってくれたよ。知らなかった、花火やってるの。

yastoro: "キャンプ場から見える花火の動画 ちっこいけど、音はすごく聞こえてくるんよね" - Bluesky

 ブルスコに上げたんだけども。ブルスコも動画対応してくれたので、こういうことも出来て良いですな。

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 花火見ちゃうとテンション上がって、こっちはこっちで大人の火遊び開始と(笑)。

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 で、4本目。もう何呑んでるか分からない写真になっているんだけども、フラッシュ切ってる中で焚き火の光量でどうにかなるかなぁ……ならなかったなぁという写真(笑)。

 この辺りからはもうiPadで小説読みつつ、ひたすら呑んでる感じ。そして、雨が降り始めてテント内に引きこもり始めてた。ステイシーの前室の広さは本当にありがたい。焚火台以外の荷物を全部前室に入れて、それでまだ椅子に座って酒飲んでられるしねぇ。

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 とはいえ、薪が終われば焚き火も終わりと。熾火になっているのを見つつ、のんびり呑む。雨が止んだら外に出て、降ってきたら前室に戻るの繰り返しで焚き火は楽しませて貰った。

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 で、5本目。この時点で21時ぐらい。呑まずに寝るか?とも考えたけど、眠くなかったのと折角持って来たし……という謎理論で呑む事にした(笑)。

 この辺りから、雨も結構降ってきていて、もう完全に引きこもり状態に。呑み終わってから雨が少し小降りになったタイミングで歯を磨きに行って、後はもう寝ることにした。

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 朝は、ハンバーガー用のバンズとお惣菜ハンバーグを持って来ていて、ハンバーグを温めて挟んでケチャップぶち込んで完成したハンバーガー! 以前やった時はこれに目玉焼きも入れたんだけど、今回は卵持っていくの忘れた……

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 雨雲レーダーを見ていたら、8時ぐらいにはまた雨が降りそうだったので、サクッと撤収。テントはびしょ濡れなので、大型ゴミ袋に入れて、後は急いで車に運び込んで片付け完了。次の人が使えるように綺麗にしておいたよ。

 やっぱりキャンプは楽しいけど、雨は嫌だな。曇っていて風が強かったのは、暑い夏場にはありがたかったけどね。雨は片付けが大変だし、帰ってからテントを干したりと色々面倒なので、降らないで欲しい(笑)。でも、もう夜は涼しかった。Tシャツ・ハーフパンツの格好では少し寒かったよ。次回以降は秋の格好にしないとなぁ。

ふたりソロキャンプのレシピブック
モーニング編集部
講談社
2024-07-23

 4巻で完結のラノベ。学生恋愛モノを幾つか読んできていて、社会人モノが無いかなと思ったらあったので読んでみた。ネタバレありとはいえ、あまりにも全部書きすぎるのはどうかと思うので、頑張ってぼやかしながら書いてみる。

 24歳の山瀬冬と水瀬糸、大学時代は付き合っていて卒業前に別れた二人が偶然出会って、そして恋人ではないけれど、話をしたりHをしたりしつつ……という話。Hする事へのハードルが結構低い。まあ、元恋人同士で今は独り身だしそういう事もあるかなと。この辺りはあれこれ理由つけてHしない学生モノとの違いかもしれないし、実際大人になると倫理観の違いはあれど、そこまで大きな話じゃないとも思うしね。だから、その辺りは気楽に読める。そこが問題じゃないからね。

 1巻はそんな感じで、何となく現実逃避をしながら上手くやっていけてる、これならまたヨリを戻していくのかな、なんて思ってた。

 読んでいて思ったけど、やはり学生の恋愛モノは未来がキラキラしてるというか、愛情があれば幸せってな感じだけど、社会人モノでしかもこれ毒親絡みで相当エグいから、読んでいて辛くなった。毒親に苦しむのは身近に見ていてよく分かっていたしね。それで歪んでしまうのも、だからこそそこから逃げ出せる相手への愛情が大事なのも……そしてそれが裏切られる事の辛さも。

 糸の気持ちは分かるんだよ。そこにしか希望が無くて、そこに全てを賭けて、その為に自分のやりたい事も我慢してきたのに、冬は「糸のことを嫌いになりたくないから別れよう」だからね、もう絶望でしかなかったのは分かる。青鬼が嫌いって話も全部繋がってる、毒親の呪いだよ……

 でもなぁ……そこからの4巻が。これは結構衝撃だった。そこまでする?と。ヤンデレというかメンヘラというか……糸が重い。でも、落とし所を作れなかった時点で糸もどうするか迷ってたんだろうし、そこがラストに繋がっていくんだけど、ギリギリだったと思う。愛憎紙一重。でもギリギリがあったからあそこに行ったんだろうし。

 そして冬は、そこに真っ向から向き合って自己嫌悪と絶望と苦しみを味わって。それでも諦めずに先に進んで。愛ってだけでなく、贖罪的な面もあったんじゃないかなって。3年越しで再会してやっぱりこの人だと思って、でも別れた後でどれだけ糸が苦しんでいたかを知って、そしてその原因にいきついた時……キツイ。

 これね、かなり冬に感情移入して読んだ後から胃が変なんだよね。今朝も3時半ぐらいに目が覚めて、そしてこの話を思い出したら一気に意識が覚醒して、胃が重くなって、寝れなくなった。考える事、思う事が多過ぎる。私も苦しめていたんじゃないかとか、でももうどうにもできないとか……これは自分語りでしかないから本の感想ではないからこれ以上書かないけど……

 この話は先に冬が25歳になって、そして糸が25歳になった日に終わる。ハッピーエンドなんだろうか。でもね、結婚とか子育てとか、そういう事も全部考えていかなくてはならない年齢で、二人の互いへの愛情や依存だけではなく、その先の生活も考えていく必要がある。そこに大きな価値観の違いがあった時、どうする?って事がどうしても付き纏う。

 一般的な……「普通」と言われる生活と、そうでない生活。それらを選択していく必要がある。そしてそれが「普通」から離れる程、大変な想いをする事にもなる。

 それでも相手を想って生きていく事を選択するのであれば、それは一つの幸せだと私は思いたい。

 苦しくても、一緒にいる事を選択するのであれば、それは一つの幸せだと私は思いたい。

 きっと、これから先もまた何か揉める事もあるだろうけれど、それでも、互いを向いて、互いを想って、ぶつかり合いながらでも共に生きていって欲しいなと思う。





 最近、ラノベを読む率が上がってしまっている。今回は、Kindle Unlimitedで1巻2巻が無料で読んでいたんだけど、面白かったので最終刊の3巻をと見たら無料じゃなかったけど99円だったので、これは買う!と結局最後まで読み切った。

 高校生モノで、中学時代にある事件があり不登校になったが、祖母により歓楽街での宅配バイトをやりつつ高校に入った主人公の陽都と、品行方正な委員長の紗良の恋愛モノでもある。二人の出会いは学校だけど、意識するようになったのは紗良が夜の繁華街で全然違う格好をして、そして絡まれている所を助けた事から。

 何故、真面目な委員長がそんな変身をしていたのか、から始まっていくんだけど、紗良の親問題がなぁ……最終巻まで引き摺る事になるんだけど、親目線としてこうはなりたくないとしみじみ思う。

 でも、そんな親に育てられて、良い子であろう、親に見放されないようにしようとし続けてきたからこそ溜まったストレスからの開放としての変身、それを理解する陽都……なんだけど、紗良の心の追い詰められっぷりが読んでいて辛かった。陽都が理解して受け止めてやれたからこそ、笑えるようになっていったんだよね。

 そして一般的な子供がする事をあまりしてこれなかった事を陽都が教えてあげて。高校生ってまだ子供でもあるから、小学校の頃にやっていた遊びをやってみようよって事が、懐かしむだけじゃなくて、普通に自分も子供として楽しめたりするし。だから陽都が紗良に教えてやって、それを無邪気に楽しみにしてワクワクしたり、実際に遊んでみたらポンコツでむくれたり、そんな様子が可愛い。

 2巻ぐらいから映像制作の話が結構出てくるんだけど、学園モノでダンスを取るってのはポカリのCMみたいで格好良い。私はポカリのCMのイメージで読んでた。吹奏楽部も体育会系も、それぞれの普段の自分達で応援して、そこをきっちり決めて踊って、それを映像に収めて、結果としてダンス部も、アイドルコンテストも、良い方向に進んでいって……あそこはゾクゾクしたな。

 後半はそれぞれの未来をどうするか。「普通」を求められる陽都、「親の後継」を求められる紗良、それぞれ反発しつつ、自分が何をしたいか考えていって、そして二人の交際を経て、そこでした体験を元に自分なりの考え、軸といったものが出来ていって、それを親に真正面から向き合って言えるようになったのも良かったな。成長でもあるし、変化でもある。

 特に紗良の方は最早呪いじゃないかというレベルで母親の思いに縛られていたから、そこに真正面から向き合って、きちんと自分の意見を言えたのは良かった。陽都の祖母の肩書きに母親が気づいてそちらの理屈を潰せているという設定は、途中で予想はしていたけれど、それを武器に戦うんじゃなくて、母親が気づいたという形にしたのでまだ良かったかな。しかもそれを利用しようとする母親が、自分のそういう性格を改めて認知し、娘はそうでないという事も「理屈上では」理解できた訳だし。

 3巻という長さなので、気軽に読める。ただ、紗良に感情移入すると胸が苦しくなって辛くて仕方なくなる面もある。だから陽都と出会えて、そして素も変身した後も、全部好きだと言ってくれる事が、凄く心を安らかにして母親に対して自分の意見を言うのも良かったなぁって。親の考えを先読みして実現できるようにならないと自分がいらない子になってしまうという考え方から変わって、自分が思うように、好きな事を好きだと言えるようになっていくのが良かった。

 高校生という子供と大人の間の、まだ道が決まっていない、でも道を考えなくてはいけなくなってくる子供達の話だから、だからこそその周りを取り巻く大人達の存在も目に入るんだよね。商店街の人達が紗良の幼児時代の話をしてくれたり写真を見せてくれたり、陽都は映像制作現場の大人達の姿を見てあれこれ未来を描いたり……大人って子供達に影響を与えるものだよね、それが良いモノであれ悪いモノであれ。子供達が前を向いて夢を持って歩けるようにしてあげたいものだよ。

 ラストの花火を見ている二人が、来年の事も話していて……未来に幸せを描いていける二人が可愛いなと。良い読後感だったので、高校生の恋愛モノとかを読むのが嫌いじゃなかったら楽しめると思う。




 暑さと仕事の忙しさから、全然キャンプに行ってなかった。でも漸く出張も落ち着いたし(取り敢えず今月はね)、近場でキャンプに行こうと思った。近場で安くて良いキャンプ場も幾つか知ってるけど、新しいキャンプ場を開拓するのも楽しいので、なっぷで見てたんだけど、ここはなかなか良いなと。

ホーム - 楽々ガーデン 千葉市の広大なキャンプ場

 ここの「オークサイト」ってのが取れると分かったので、これは行きたいなと。何が良いって、ここ、一区画だけだから場所取りを急ぐ必要も無いし、周りに人もいないだろうからのんびりソロキャンできるだろうなって。

 朝から腹具合悪くて、移動中にコンビニでトイレに寄るぐらいだったのでやや不安だったんだけど……無事到着、チェックインして設営へ。

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 最近はステイシーファルダを愛用中。やっぱり前室が広いのはありがたい。


 寝る前に荷物を全部テントの前室にしまいたいんだけど、ムーンライトだとそれが結構大変でね。ステイシーだと前室広いから最初からそこにある程度荷物入れておけるし、寝る時もそこに持ち込めば済むし。

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 サイトを少し離れた所から見るとこんな感じ。大きな木の下にテントを設営してる。車ですらこのサイズ。ちなみにこのサイトに車で上がってるけど、結構ギリギリだった。大型車だと無理だと思う。小型車で良かった……けど、結構ヒヤヒヤしながら車置いたからね。少し高台になってるから、踏み外したら車が転げ墜ちるのは確定してるので……

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 ま、設営が終わってしまえば、酒でしょ、酒(笑)。

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 そして酒のつまみ。腹痛でコンビニトイレ借りた後、ちゃんと買い物もしてきた。それも野菜のつまみを選ぶあたり、私も少しは意識が高くなったと思いたい(笑)。ちなみに、美味かったよ、これ。塩だれキャベツに塩昆布の組み合わせは最強だと思う。無限に食える奴だよな、これ。酒も進む……

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 テントの前室に座って呑みつつ辺りを見渡せば、千葉市にあるのに思い切り自然のみ。写真は座ってる私の向きから見て右・前・左……左はすぐ側にトイレがあるのがよく見えるので、途中から前室の左側は閉めておいた(笑)。

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 自然が多いと虫も色々いる訳で。森林香炊いてたけど、そこそこ虫がいたかな。そしてトンボの多い事よ。私のすぐ側にも止まっていて、秋なんだなぁ(でも暑いなぁ)と思いながら酒呑んでたよ。

 昼は暑いけど、何せ木陰サイトなので日陰に隠れて更に扇風機もかけて、結構快適。電気毛布用に買ったポータブル電源だけど、扇風機も最強で付けっぱなしにできるからありがたいわ。昼から翌朝までずーっと扇風機つけてて、バッテリーの減りが50%くらいだから、十分だな。


 のんびり静かな空間でiPadで漫画や小説読みながら過ごす時間はとても良い。ちょこちょこブルスコにも投稿しつつ、だらだら過ごすこの心地良い時間……とはいえ、夕方になってきて腹が空いてきたので、肉を焼く。

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 買ってきた肉の半分を焼いて、ほりにしかけて食べた。焼肉のタレがやっぱり最強なんだけど持って来るのが面倒なのと、ベタベタした皿を洗うのが面倒で……面倒が全てに勝っているんだけど、それが私(笑)。夏は暑いのが欠点だけど、こうやって焼いた肉が冷めないままで食べられるのは良い事かもしれないな。

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 そして残りの肉は、鋏で切って更に焼いて、そこに冷凍カット玉ねぎをぶち込んで炒め、そこに焼きそばの麺を入れて水を入れてほぐしつつ混ぜる。最後にソースと青のりかけて焼きそばのできあがり。これまた、冷めないまま食べれて良かった。UFOも作るタイプがあったんだよねぇ。慣れた味の安心感は素晴らしい。

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 暗くなって少し涼しくなってきたので、やっぱり焚き火もやる事に。昼は暑くて止めようかなぁと思ってたんだけどね。焚き火は見ているだけで楽しめるから非常に良い。これで酒が呑める。冬はこれが最強の暖房なので、ギリギリまで近づいてるけど、夏なので少し離れて火を楽しむ感じで。これで酒が呑めるんだよ……うん。

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 あまり多くの薪を投入しなかったので、早めに焚き火も終了。この仄かに赤い火を見ているのも悪くない。

 火が消えたのを見つつ、寝る準備へ。焚火台以外の荷物は全部前室に入れて、私もそのままテントに入っておやすみなさい……

 と思ったら3時頃に目が覚めた。テントを打つ雨の音が凄かった。豪雨か!とその時は思ったけど、よくよく考えてみたら、木の下にいた訳で、樹に溜まった水がバシャーっと落ちてきた音だったんだろうな。どちらにしろ雨が降ると片付けが面倒だから嫌だなぁと思いつつ、またウツラウツラ……して、結局6時には目が覚めてしまう。

 そして色々とショックな事に気づく訳だが……テント前室の左側の窓を開けたまま寝てたんだよ。つまりそこから雨が入ってきて、その下にあった荷物がびしょ濡れに……バーナーとか慌てて拭いて、念のため火を点けてみたら大丈夫だったからホッとしたけど。その他もびしょ濡れで、朝からテンションだだ下がりに。

 ちまちまと片付けつつ、テントはゴミ袋に押し込んで家に帰って干す事にしつつ、その他は拭いたり絞ったりしつつ少しずつ片付け。朝早いし、焦らなくても良いかなと。すぐに雨が降る様子も無かったのでチェアが濡れてる所とかは乾かせるだけ乾かしたかったし。テントはもう無理なので諦めてる。

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 7時過ぎには片付けも終わり、帰る事に。雨がちょっと残念だったけど、それ以外は良いキャンプになった。セブンで今後買うであろうおつまみを見つけたのも嬉しいし(笑)、久しぶりだけど焼きそば作って食べれたし。のんびり酒呑んで焚き火もして、とても楽しかった。やっぱりキャンプは良いな。これから涼しくなるし、秋冬はガンガン行きたいな。


 7月後半からおかしかったんだよ。お盆に夏休み取った時以外、毎週出張が入ってた。最低でも2泊3日、先週・今週なんて3泊4日。近場でなら良いけど、今週なんて、広島行って高松行って徳島行って帰ってくるという。もうね、疲れまくり。

 ここも更新できてなかったけど、平日は出張で週末は疲れてる上にマンションの理事会があったり、出張で溜まる洗濯物をやっつけたり、掃除したり……実はキャンプも行けてない。ogawa GRAND lodge FIELDで親子キャンプ以来行けてないから、もう2ヶ月行ってない。昨年8月にキャンプを始めてから、月に1~2回キャンプ行ってたのに、8月は遂に一度も行けなかったし、もうそれどころじゃなかったって感じ。

 まあ、明日、2ヶ月ぶりのソロキャンに行くけどな!(笑)

 ちなみに、来週はグルソロの予定。昔の仕事関係の人達と行った事が無いキャンプ場へ……結構遠いから高速使っていく事になるかな。

 来週・再来週は出張が無いから救い。再来週は厳密に言うと集まりの話はあるんだが、もういい加減心身共にきついのと、社内会議なのでリモート参加させて貰う事にした。上司が強制的に参加命令をしてこない限り、リモートでやりきるつもり。僅か1時間の会議の為に出張するのは金の無駄だ……

 出張が続くと、事務処理が溜まるんだよね。来週はその辺りを片付けまくって……あ、火曜日は出社しないと来客があるんだった。あれ、日月でキャンプ行って、午後に帰ってきて片付けとかしつつ、夜はジャンプ感想をやって、翌日は朝から会社……何でそんなスケジュール組むんだろうな、私。出張ターンが終わったのに、自ら忙しくしてどうする(笑)。


 最近、やたら恋愛物の購読が多い。感想にも書いてるけど、8月だけでやたら買ってしまっている。「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」「クラスで2番目に可愛い女の子と友達になった」の他に、「義妹生活」も買ったしね。天使様とクラにかは原作小説に漫画も全部買っちゃってる。元々感情移入が強くて、小説も漫画も出てくるキャラの大半に感情移入して、あっちこっちに気持ちが行きつつ読むのが好きなんだけどね。異世界だろうと古典的な物であろうと関係無い。そこに世界があって、そこにいる人達の物語には感情移入して読む。そういう読書が子供の頃から大好きだった。

 でも、数年前に凄く悲しく辛い事があり、私にとって世界は色を無くした。物理的にはあったんだけど、色を感じなくなった。白黒の何も感じない世界、味のしない世界。胸に穴が空くとか、傷が塞がってもまた血が滲むとか、物語ではよく見てきた言葉が、自分自身に起きた。その頃は本も読まなかったし、TVもほとんど見てないと思う。ただ会社行って仕事して帰ってきてた。仕事も何をしたか覚えてない。ただ飯食ってクソして寝てるだけの物理的には生きていても精神的には死んでた。

 それでも少しずつ少しずつ薄れていって、2年ぐらい経った頃にこのブログを始めた。前向きに進むために少しずつ意識を変えようとしてきた。この頃はひたすら歩いてた。毎日1万歩、休みの日はIngressのミッションをやったりしながら2万歩以上歩いたり。誰と会話する訳でもなく、ひたすら歩いて自分の体を苛めていた気がする。でも、結果として体には良かった。そしてclubhouseでジャンプ感想をやるようになって、また漫画を読むようになった。

 コロナが落ち着いて、また仕事の内容も変わって、ひたすら出張しながら仕事をしてると心身共に疲れる。でも、色々考えなくて済むから良い面もある。そうやって少しずつ心が回復して、世界に色が戻っていく。楽しいって感情が湧く毎に悲しくなるという事も少しずつ減っていく。無くなりはしないんだろうなとも思うけど、今でも事ある毎に墜ちていくけれど。それでも世界に色が戻り、楽しいと思う事もあり、また感情移入もできるようになってきてる。そういう読み方しかできないんだろうなとも思う。感情移入が強くなっていけばいく程、私にとって物語は面白いものだから。

 最近のこの恋愛物の購読が多いのは、そうやって世界に色が戻って来たからというのはあるんだろうなと思う。でも同時に、少なくとも今現在の私は未来を見ることができないんだろうなとも思う。過ぎ去りし学生時代に、こんなことがあったら楽しかっただろうなというのは、過去を見ているだけ。恋愛自体は少ないとはいえ私にもあって、凄く楽しかった。幸せだった。だからそれを思い出しつつ感情移入して読んでいる。感情移入する土台に自分の経験も入ってるかな(そんな物語のような展開は無かったけどね)。

 そして同時に親の目線で子供達を見ている。子供達の未来は見てやりたいけど、そこに自分の未来を考えることが出来ない。

 私はハッピーエンドの物語が好き。安直だろうが何だろうが、幸せであってほしい。物語だからただ単に平凡な日々だけではすまず、何かドラマチックな展開があって、それが読んでいて楽しい部分でもあるんだけれど、悲しい展開は好きじゃない。だから、内容が軽くても皆幸せになってほしい。子供達には広がる未来がある。物語の中であっても、彼らの未来が輝かしい物であってほしい。感情移入している分、尚のこと。

 私自身はもうそうやって子供達、若い人達の未来が輝くお手伝いはしたいと思う。でも、私自身の未来は考えられないんだよね。世界に色が戻っても、もう私は……

 何年後かにこの文章読んで、そんな事言ってたな、未来は楽しめてるよって言えるようになってたら良いのだけれどね。全然イメージが湧かないというか未来を良くしていくイメージも意欲も何も無いんだよ。だから、楽しかった過去を見る視点で、そういう購読傾向になってしまっているんだろうと、ここ数日、購買履歴を見ながら考えて、自分の意識に改めて気づいて、墜ちていたというお話……

 Web漫画を色々読んでいて、タイトルが酷いなと思いつつ読んでみたら面白かったのがきっかけで読み続けていたんだけど、続きが読みたいなぁとなって原作のラノベにも手を出してしまった。ラノベは現在6巻まで。


 流れ的にはアニメ→漫画→ラノベとなったお隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件と同じだねぇ。まあ、この漫画はこれからアニメ企画って事なので、アニメ自体は後だろうけど、声が天使様の真昼と同じ石見さんってのが……でも、やっぱり声優さんだから甘い声でもおしとやか風の真昼と少し元気な感じの海で違うんだよね、これは凄い。

 これ、やばくない? これ、原作・漫画を読んでから聞くとうわぁぁぁってなる。良すぎる(笑)。


 漫画版はまだクリスマスの所までで、4巻で原作の2巻ぐらいまで。個人的にはこの絵柄が好きで、それで読んでたんだよね。そして話がなかなか進まなくて続きが知りたくて原作に手を出したという(笑)。

 この「クラにか」は、タイトルの通りクラスで2番目に可愛いと言われてる朝凪海と、友達が一人もいない前原真樹が友達になる話。2番目って事は1番目がいて、親友だからこその心の闇というかモヤっとする事もあり。一方、転校が多くて友達ができず、家庭だけが心の支えだったのに親が離婚した真樹の陰キャ状態。この二人が、共通の趣味がきっかけで仲良くなっていく訳で。

 まあ、天使様とはまた違った方向でこの話も甘い(笑)。そして結構早めに二人は気持ちを確かめ合って告白もして付き合う訳で。その後はバカップルだしなぁ。まあ、その話を読んでて、石見さんの声で聞かされると破壊力が凄いんだけども(笑)。

 友達から始まってるとはいえ、結構早い段階で海の方が大好きって言ってきて、後は真樹が覚悟を決めるって事だから、早く早く~ってなるんだけど、海の家へ訪問して、幸せな家庭を見て涙が溢れる真樹のシーンは辛かったなぁ……まあ、それを支えてくれる海の両親(特にお父さん)が良い大人だなと思うし。

 やっぱり見る時についつい親目線になってしまっていて、だからこそここで親として(この場合は娘の彼氏に限りなく近い男友達に対する親として)こういう事を言ってあげられるのが大人だなと。海の両親って本当に良い親なんだよな。お母さんが一番権力強いというよくある家なんだけども(笑)、それが悪い訳ではなくて、きちんと家族として成立してる訳で。良い家庭なんだなって。だからこそ家庭が支えだったのに壊れてしまった真樹にとっては羨ましい光景だったんだよなぁと。

 まあ、原作は6巻まであって、その間にこの二人のバカップルっぷりは進んで、一戦を超える迄あと一歩まで来てるし、家族になるのは早そう(二人の合意でゴム買ってるし(笑))。受験前なのにねぇって親目線は残るが、高校生の男女だもんなぁ……そりゃ好きならなぁ……とか思わないでもないので、両方の視点で見ていると、非常に微妙な気分にはなる(笑)。

 この手の恋愛物って、偶然のきっかけがあって始まるし、その辺りはご都合主義といってしまえばその通りなんだけど、そのきっかけを元にどう展開するかを見るものだと思ってるし、何も無い話を見ていたら特に恋愛物にならないだろうし。だから、多少のご都合主義は気にしない。真樹も海も普通の高校生だけど、それぞれ悩みというかストレスになる事があって、自分だけで抱えていたけどどうにもならなくて、それを互いが支えあって解決していき、それによって更に互いへの信頼とか愛情が深まるというのは、ある意味王道展開だと思うし。私は好きだけどね、こういう展開。

 これ、アニメ化企画がアニメ化決定までいったら、きっと見るだろうな。制作会社の作画がしっかりしていてほしいし、声は石見さんのままであって欲しいんだけども。

 まあ、まずは10月に原作7巻が発売されるから、それを楽しみにしておきますかね。


 車を買って3年か。何か雑文に書いてるかなと見たら、こんな記事。

新車購入から6ヶ月経って : それさえもおそらくは平凡な日々

 2021年8月に買ってる訳だね。確かに3年だから、初の車検だ。私は勘違いしていてもう2年前だと思いこんでたんだけど、これが初の車検なんだね。

 予約はしていたから、朝一で行ってみたら……まだ店が開いて無くて、窓から見える中では朝礼っぽい感じで集まってた。仕方無いなぁと車の中で待つ私。仕方無いも何も、10時開店の店に10時より前に行く私が悪いんだが(笑)。

 説明を少し聞いて、標準の車検メニューでやって貰う事に。色々追加オプションもあったけど、まだ最初の車検だし、そもそも1万㎞強しか走ってないしと言ったら「1万?www」みたいな反応された……お姉さん、乗ってねぇなぁ感が笑顔の裏に隠しきれてないよ(笑)。

 でも実際のところ、この1万㎞にしたってこの1年で増えたんだよ。それまではあまり乗ってなかったから。昨年8月にキャンプを始めてから、あちらこちらに行くようになったんで距離が増えてる訳で。多分、この1年の方がその前の2年の倍ぐらいは走ってると思う……富士山近辺キャンプで2往復したりとかあるしねぇ。キャンプも茨城とか千葉の南側でそこそこ走る訳だし。

 ただ、7月にogawa GRAND lodge FIELDで親子キャンプして以降は出張で疲れていたり、マンションの方で輪番で回ってくる役員の対応とかあったりで、全然キャンプへ行けて無かった。だから、車も全然乗ってない。そりゃ、走行距離も増えないわなぁ。

 1時間半ぐらいと言われていたので、ソファに座ってiPadで「好きな子がめがねを忘れた」をのんびり読み始めたわけで。校外学習の話と後半の告白からお付き合いの流れが大好きなので……でも1巻から読んでた(笑)。


 読み始めたらすぐに点検してくれてる人がきて、やっぱりバッテリーがへたってるので交換しますか?と。今月はもう乗らないだろうし、秋からまたキャンプに行くようになるとしても、キャンプ行ってる時にバッテリーが上がるとか洒落にならないので、交換して貰う事に。

 それ以後は平和に読んでたんだけど、1時間ぐらい経った辺りで腹痛が。これはいかんとトイレの場所を聞いてトイレでウンウン唸る事に……途中でノック無しに戸を開けようとする人がいてビビったり(鍵してて良かった(笑))しつつ、無事、腹も落ち着いたので元の場所に戻ってちょっとしたら終わったとの事で呼びに来た。

 キャンプするようになってから車の中に土や葉が入るようになって時々バサバサっとやってたんだけど、今回はそれを疎かにして結構汚れてたので清掃もお願いしたら綺麗になってた。いやぁ、これでしばらくは安泰だ(笑)。

 ついでにスタッドレスタイヤについても聞いてみる。タイヤ代は別として、タイヤ交換作業+タイヤ預かりで1万2千円ぐらいとの事。今年は年越しキャンプもしたいし、軽い雪ぐらいなら富士山見ながらキャンプもしたいよなぁって思うので、スタッドレスタイヤ買って、ディーラーで交換+タイヤ保管して貰うのもありかなぁという気もする。ただ、これ、年に2回発生するので、2.5万円ぐらいかかる訳だよね。これを高いと見るかどうか。保管場所が無いのでありがたいっちゃーありがたい。これは後1ヶ月ぐらい考えてみよう(笑)。

 まあ、これでまた次は2年後に車検だな。金かかるね、車は。でも、必要なのよ。キャンプを続ける限りは。無駄使いしないように車検代も貯めておきましょ。


 例によってネタバレはしまくるのでご注意を。

 さて、この作品、元はアニメで見てたんだよね。

天使様との出会い
白石晴香
2024-04-01


 石見さんの声が素敵過ぎた。「周くんのばか」の声でやられた……あれは素敵過ぎる(笑)。ただ、作画が時々微妙なのが残念ではある。あまり動きがあるアニメじゃないから、作画頑張ってほしかったなぁ。数少ない動きとしては、腕ポカポカと額グリグリとか、原作の文字での妄想できる部分をアニメとして見れるのは良いよね。それぐらいしか動き無いんだから、キャラ作画は崩壊しないでほしかった……

 でも、きちんと最終回はやってくれたし、良かった。原作の方の感想の方でも書くけど、個人的にはこの「臆病だった自分にさようならを」は原作で一番好きな話だから、これを見れて良かったなぁと。

 で、まあ、面白かったのでネットで漫画も見てて、原作に手を出してしまったのが運の尽き(笑)。うわぁ、あまーいと楽しんでしまっている。


 一人暮らしのマンションの隣の部屋に天使様と渾名される程の美少女が住んでいるけど、自分には関係無いと思っていたのが、ある雨の日に傘を渡した事がきっかけで、というまあ、ある意味ベタなストーリー。でも、これは書き方なんだろうけど、心理描写がかなり多くて、二人が惹かれ合っていくまでの流れがじれったくて好き(笑)。

 アニメでも見て好きだった「臆病だった自分にさようならを」が4巻だもんね。もう2巻ぐらいから真昼が一生懸命頑張ってて、3巻ではかなり猛アタックしてるのに周には通じないというか、通じてるけど自己肯定感低いのと過去のトラウマから踏み出してこないというか……見ていて非常にじれったい。友達の樹や優太じゃないけど、背中蹴る会を作りたくなる気持ちも分かるよ(笑)。

 4巻まで溜めて溜めて来たからこその、体育祭での真昼の行動が凄かったし、その後で教室で皆から問い詰められる周へのフォローというか、真っ正面から笑顔で論破していく姿はスッキリしたよ。でもだからこそ、「とうとう言わせちゃったなあ」という周りの声になる訳だし。でも帰宅してからきちんと告白するシーンは良かった。二人共好きになってからもお互い自信が無くて踏み込めなくて、という流れで来てたからこそのこの話での真昼の踏み込み、それを受けての周の告白は良いのでは無いかと。

 そして5巻に入ってからは、一緒に登校したり、イチャつきが増えて行くんだけど、周君が高校生とは思えない理性でHする事に抗ってるのがなぁ(笑)。気持ちは分かるが、本能に負けないのが……この辺りはもうちょいさらっと描いてほしい気もする。無理だよ、こんなに我慢出来ないよって思ってしまうし(笑)。でも、ちょっとずつ関係は深まりつつ……でも後1年以上我慢ってきつくない? そういう意味では「何でも言う事を聞く券」を3枚綴りで渡して2枚使って残り1枚ある訳だから、これを使って真昼から「抱いてください」とかやらない限り進まない気がするなぁ。

 その後はまあ、色々進めていくけど、個人的には9巻での真昼の誕生日を祝う為に頑張る周君は好きかな。そして小雪さん……親に放置されてきた真昼を育ててくれた人。画面越しとはいえ会わせる事ができたのは良かったね。やり方はかなり宜しくないやり方だったけど、それはもう謝って許して貰えたという事で。

 小雪さんはきちんと真昼を見てくれていて、雇用関係から親代わりにはなってくれなかったけど、気持ちは真昼を我が子のように愛して慈しんでくれてたんだよね。

「真昼さんの見る目は信用していましたけど、一応念のため……と探ってすみませんね。もし人間性に問題がありそうなら老体に鞭打ってでも引き剥がしに行こうと思ってたのですが」

 本当にやるんだろうなって感じがするし。

「うふふ、私はまだ結婚は認めませんよ。通話でなくて、この目で直接どんな殿方なのかか確かめないといけませんから」

 これって、言葉その通りでもあるし、「会いにおいで」という事でもあるんだよね。息子夫婦にも「もう一人の可愛い子供とその彼氏さんだって」と紹介するって言ってる訳だし。芯があって愛情深くて技量もしっかり持ってる小雪さんが真昼の世話をしていたのは良かったよねぇ。

 この作品で結構気にして見ていたのは……勿論、この主役二人ではあるけど、それ以外に周りの大人達も見てた。特に親はね。周の両親の愛情の注ぎっぷりはなかなか濃い。特に父については見習いたいぐらいだけど、あそこまできちんと息子に向き合って、見抜けるかというと自信が無いし、出来てなかったよなぁ。真昼にとっての実親は屑だから見たくも無いが、その分、小雪さんが凄かった訳で。こちらは育ての親として真昼が歪まずに自分を律しながら育つように見ていてくれたんだし。こういう大人っていうのは、創作物の中の人とはいえ、良い所は見習いたいものだよ。

 ちなみに一つだけ不満があって、誤字脱字が結構あるのが気になるんだよね。編集さん、仕事して……と。結構目に付くレベルであるのが勿体無い。あまーい空気から現実に引き戻されてしまう……まあ、その後結局またあまーい世界に引き戻されるんだけどさ。

 さて、こんな感じで読んでいて、天使様欲が高まって、漫画も買ってしまった(笑)。


 漫画の方はまだ初詣ぐらいなので全然話が進んで無いけど、「臆病だった自分にさようならを」とその次の登校で騒ぎになるぐらいまでは何とか描いて欲しいなぁ。原作に忠実に進んでるから、安心して読めるし、漫画ならではの表現もあったりしてこれもまた良い。絵でいえば真昼が可愛いしな(笑)。


 こちらは原作5.5巻と追加ショートストーリーのコミカライズ。事例列的に少し関係が進んでたり原作で描かれて無い話があったりと、お得感ある。

 アニメも二期が決まった訳で、アニメもまた楽しめるのが嬉しい。石見さんの真昼は可愛すぎて困る(笑)。可愛い声でありつつ天使様モードでの圧のある声もきちんと出してくるからなぁ。

 原作も9月には10巻が出るし、この二人のあまーい生活を楽しく読ませて貰おうと思う。

 いつもは年末年始に帰省しているんだが、今年は夏に帰省した。父が傘寿、母が喜寿という年で、今年は祝ってあげた方が良いかなと。弟夫婦やうちの息子を入れて6人の予定が色々あって、うちの息子を入れての4人になったんだけど。

 今回は息子のバイトの都合等も含めて2泊3日という短めの帰省(いつもは1週間ぐらい帰省してる)。まあ、帰省っつーても、傘寿・喜寿の親元に帰省して、ダラダラしてるだけってのは息子のは私が大学生じゃないんだから少しは考えろよってなもんだけど(苦笑)。

 まあ、今回は一応、親への祝いの為の帰省という意識はある。だから、ちょっと良いお店のコースを予約しておいた。6人が5人になり5人が4人になりと、直前まで調整でバタついたけど。

 そもそも最近の私は出張三昧で色々考える余地が無かったんだよね。親元は私からすると全然土地勘無いし、どういう店が良いかも分からない。そもそもうちの両親は色々な店を知ってるから、下手な店選んでも親の方が詳しいから外すかも、というプレッシャーもある。でも、相談して店を決めるのもなぁ……と頑張って調べて選んでみた。

 さて、店だけが今回の目的では無くて、帰省する度に妙に狙われていた私のiPad、これをどうするかと。この前、iPadAirの13インチモデル購入した事もあり、古いiPad Proを親にプレゼントしようかと。初期化して持って帰ってセットアップして……うーん、細かい事が今一分からんなぁと思ったが、そこは息子が助けてくれた。流石20代、詳しい(笑)。

 これで親を安泰にしつつ、後は私が予約しておいた店へ。

 コースにしておいたけど、飲み物は別料金だった。まあ、仕方無いかと思いつつ、まずは店へ行かねば。実家から店に公共交通機関で行こうとしたら、バスで乗換が発生する。それは面倒臭いなと。じゃあ、タクシーを呼ぼうという事で電話して貰ったんだけど、繋がらないか予約はできないとの事。仕方が無いのでタクシーアプリを入れてみた。実は初めて入れたので結構ドキドキ(笑)。でも、普通にすぐ来てくれて、それでお店へ。

 コースなので出て来た物を食べていくんだけど、結構な量がある。全部は写真に撮って無いので一部だけ。

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 この黒毛和牛にワクワクしてたのに、その前の天ぷらで腹いっぱいだよ……(笑)。でも、味は良かったし満足。うちの両親、ほぼ全部食べたよ……私が腹いっぱいなのに、これを食べきれる両親の健康っぷりには安心しちゃうよ(笑)。

 今回は夏に帰省したから冬は帰省しないつもりなんだけどね。冬は富士山見ながら年越しキャンプしたいなぁ……親は年末も帰省してほしいのかもしれないけど、今回体調不良で帰省できなかった弟にそこは任せようかなとか思ったり(笑)。


 チェアリング行ってヒトカラへ行ったのが7/20で、それ以降、全然チェアリングする暇が無かった。まあ、正直、ここしばらくはちと忙しすぎたよ……そんな私も今週は夏休み。明日から帰省だけど、折角天気が良い今日はチェアリング行こうかなと。

 いつもの公園で水の流れる音を聞きながらと思って行ったら、今日は月曜日だから流れてなかった(週末限定)。いつもの場所は、水が流れている事が魅力で、ちょっと傾斜があるけど良いかなと思っていたんだけど、流れていないなら、もっと平坦な場所に行こうと移動。

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 今日はここにする。風の通りが良く、木陰になっているから日差しの影響も少ない。

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 サクッと設営。まあ、チェアとテーブルだけなので5分もかからない。これは本当に楽で良いな。キャンプだと、テント設営する時点で心が折れそうなぐらい夏は辛い(笑)。チェアリングはこの点が楽で非常に良い。

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 で、さくっと一人で乾杯。昼前の11時から木陰で飲む酒はなかなか良い。夏は暑いけど、冷たい酒が美味しいから良いんだよね。冬も酒は飲むけど、寒いのがなかなか厳しいか。暑い中で飲む冷たい酒、最強(笑)。

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 昼飯として買ってきた「タコライス風サラダ巻」。チェアリングでは調理とか無いから、とにかく簡単に食べられる巻物が楽で良い。まあ、キャンプでも良く食べるけどさ(笑)。チェアリングではほぼこれになるんだよなぁ。そしてこれ、初めて買ったんだけど、なかなか美味かった。次回もあったらこれでも良いなと思えるぐらいには良かったよ。

 のんびりと景色を見つつ酒を飲みつつ、義妹生活を読んでいた。タイムセールで昨日まで安売りしてたから、思わず11巻全部買っちゃった(笑)。

義妹生活【電子特典付き】 (MF文庫J)
三河 ごーすと
KADOKAWA
2021-01-25

 栗本薫さんの作品が好きで、グインサーガとか全部集めてて、いつも本を読んでいるのが好きだった私だけど、亡くなられてから小説を読む気力を無くして漫画ばかりになっていたんだけど、アニメで見て気に入って原作として買ったお隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件が思ったより面白くて、この手のラノベを買ってみようかという事で今回の流れに。まあ、漫画やアニメと違って小説は読んでいる側の想像・妄想が色々捗るからね……そこに良し悪しあるんだけども、小説を楽しむって事を思い出させて貰えたから、良いかなと。

 どちらの作品も感想は別で書いてみたいと思うけども……まあ、天使様は甘々で義妹は淡々だな……というざっくり感想(笑)。好きな子がめがねを忘れたがここ最近の私の中で一番の恋愛ものだなって思っていて、これは越えられてない。まあ、義妹生活はまだ読みかけだからここから変わるかもしれないけど……多分、私の好み的に好きメガは越えられない気がする(笑)。でも、文字を読むって楽しいよね。チェアリングする時はいつも漫画なり雑誌なり、何か読んでる事が多いんだけど、文字を読むってのは楽しい。

 小説を読むのはキャラ達に感情移入してその世界に入っていくのが楽しい訳で。私としてはそれができるのは非常に楽しいし、漫画やアニメは情報量が多いのでそこで「これ」と示されている物を楽しむ事になる点からして、文字だけで後は想像するしかない小説というのは、自分なりの解釈が色々出来て楽しいなと。

 まあ、読みながら酒を飲んで酔っ払って意識を解放して、現実世界から物語世界に逃避してるだけかもしれないけど。

 そんな感じで楽しんでたけど……まあ、暑いね、この時期。でも、今日は風が強くて、木陰で日差しを避けていたら意外と何とかなった。

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 でも、トイレ行く途中にこうやって向日葵咲いてるのを見ると、夏だよなぁって。それにトイレ行くには木陰から出なくてはならないので、日差しを浴びると肌に刺さる日差しが痛い(笑)。

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 耐えきれずに、恒例のセブンティーンアイスを買って食べてみたり。ただ、買って写真撮ってから、自分のチェアに戻る前に溶けないように全部食べる事になったけど。流石に暑いよねぇ、すぐ溶けていったよ。

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 そんな感じでダラダラっと4時間ぐらいいたんだけど、日差しが雲で覆われた瞬間にここで帰らないと帰れなくなる!と思い急いで撤収。4時間あれば500ml酎ハイが3本消えるのは普通だよね(笑)。

 いやぁ……楽しかった。やっぱり同じ読書をするにしても、こういう綺麗な場所で開放的な気分で楽しめるのは良いよ。避暑地で過ごす人がいるのが分かるわ。私は徒歩で行って帰ってくるお手軽な避暑地だけど(笑)。


 今週はきつかった。月~金まで出張。それも千葉から高知(飲みあり)→岡山→高松(飲みあり:しかも屋外)→山口(飲みあり)→宇部で千葉に帰るというう4泊5日は、とにかく移動がきつかった。四国って基本的にバス移動だしね。高知→岡山とかなかなかに怠い。岡山→高松はマリンライナーで、その翌日は高松→新山口だったけど、これも一度マリンラリナーで岡山に出てそこから新幹線だったし。翌朝も6時に起きて宇部に電車とバスで移動して……キツイったらもう。

 しかも、非常にローカルな話だが、新山口から宇部に向かう時に改札へはモバイルSuicで入場したんだけど、宇部線は対応してなくて、しかも降りた駅が無人駅……一旦、無賃乗車になってしまうけど、そのまま改札を出て取引先に行って、終わってから有人駅に行ったんだけど、証明書を発行して金を払うだけで入場記録の取り消しは(機器が無くて)できず、結局、羽田空港から京急線に乗ろうとした改札で引っかかって駅員さんに証明書を渡して取り消しして貰ったよ。

 4泊5日はするもんじゃないね。しかもこの暑さ……冬も寒くて辛いけど、暑いのと違って着込めばまだどうにかなるんだけど、夏は暑さが辛い。脱げないし(笑)。寧ろ普段はTシャツ・ハーフパンツにサンダルって格好なのに、出張だとスーツ(流石に上は勘弁して貰った)に革靴だからね……汗だくになるよね。

 先週から何か体調悪くて。咳が止まらないかと思えば今度は無限鼻水状態になり、鼻かみまくってたら鼻血まで出てくる始末。マスクも外せないから暑さ倍増。

 まあ、そんな大変な出張だったけど、その大量の移動時間を使ってお隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件を全部読めたのは良かったかもしれない。


 これ、色々思う事はあるので、感想は別で書こうと思う。取り敢えず一言で言うと……とにかく甘かったわぁ(笑)。

 それと、あちこち移動しまくったので空の写真も撮ってみた。晴れてたから眩しかったよ。

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 飛行機からも。今回は珍しく窓側(というか全部で3列で私は1人席だった)ので、空の写真も撮れたんだよね。

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 まあ、夏休みに入る訳だけれども、墓参りや帰省、車検と色々忙しいので、あまり休める気がしないけど、無理せずに体調を整えるように気をつけよう。ちょっとキツすぎたからねぇ。

 タイトル通りの話。自分が歳を取って、若い頃のように素直に感動したり笑ったり泣いたり怒ったりしなくなっていくのを感じている。どこか白けてるというか諦観しているというか……陰性症状なのかなと思ったりもする。昔なら感動する所でふっと引いて見てしまったりとかね。

 それって人生がどんどん色あせてつまらなくなっていく事だと思う。歳を取って色々経験をしてきた事で、物事に新鮮味が失われてしまうのは仕方無い。でも、だからといって感情が動かなくなっていくのは凄く味気ない日々になってしまう。

 だから、我慢したり引いたりしないようにしようと意識するようになってきた。仕事は逆ね。あちらはひたすら感情的にならず冷静に判断していくように意識してる。冷たくならないようにね。でもプライベートはそういう感情の枷みたいなものをできるだけ外して、素直に喜怒哀楽を感じていられるようにしたいなと。それを意識してしないといけなくなってるなと。

 キャンプも若い頃にやってたらもっと色々できたのになって後悔が無い訳ではないけれど、今は今で自然を楽しむ気持ちはあるし、そこは素直に感動を受け入れていく。体が動く今の内に、その楽しいとか見たいという気持ちをできるだけ実現出来るように……頑張って富士山見れるキャンプ場まで高速飛ばして行ったりする(笑)。

 少年ジャンプ読むのだって、絶対に少年という年齢ではない私が、少年の気持ちのままで楽しむって難しい面もある。幸い、少年心は少しだけど残ってはいるし(笑)、逆に大人だからこその視点もあって、両方で楽しめば良いかなと思って見ている。

 ラブコメというか恋愛物というか、そういう漫画も好き。でも、中学生が主人公の恋愛漫画って結構あるし、好きなんだけど、自分の子供より若い子達の恋愛話なんだよね。それを面白いと思って見ることに「いい歳して……」という心の枷があったら素直に楽しめない。


 中学生女子数人が、恋愛研究をしたり、実際に恋愛したりって話。年齢もだがそもそも女子ばかりなんだけど面白い。コメディ要素も強いしね。それを受け入れて楽しめるかどうかって点で、この歳でも楽しめる要素はある。この人の漫画だと、僕らはみんな河合荘とかも面白い。こちらは高校生だから少し年齢が上で、下ネタも結構多い……それはそれで大好物だ(笑)。

 からかい上手の高木さん好きな子がめがねを忘れたも中学生のお話だよね。



 どちらも絵柄もあるんだろうけど、中学生と言いつつ、小学生ぐらいに見えたりする。子供感がとても強い。でも、だからこそ、子供だからこその感性で照れたり笑ったり泣いたりする。それが羨ましいなって思う年老いた面と、その頃はそんな感じだったなぁって当時の感性を思い出したりする面と両方で楽しんでいる気がする。こんな中学生時代だったらなぁとか。一緒に泣けるぐらい入り込んでみたりとか。

 音楽も恋愛ソングは昔から好きなんだよね。上手くいく話より失恋系が好きなのは感情移入しまくれるからだと思うけど……漫画とかは絶対にハッピーエンドが好きなのに、何故か音楽だと片思いとか失恋の歌の方に思い入れしてしまうのは不思議。

 最近はアニソンばかりになってるけどねぇ……そうなると、YOASOBIの歌詞って作品を表しているものだから、そりゃそのままなんだけど、選び方が上手いなぁとかそれがあの声と曲で流れていくのは盛り上げ方含め、上手いなと。


アイドル
YOASOBI
2023-04-12

 この2曲は個人的にかなり好き。「勇者」の方も1話の話なんだけど、この話の始まりであり、テーマな訳で……盛り上げ方含めて上手いなぁと。「アイドル」は言うまでも無い。こちらはある意味アニメ制作陣の罠でもあるんだけど、これもまた始まりだしテーマだからなぁ。こういう曲を、そのままだしとか冷めた目で見るんじゃなくて、作品テーマと結びつけて、ここを持って来てくれて良かったって思える自分の気持ちを前に出して聞きたいなぁと。

 年相応だと、奥田民生とかになっていくんだろうか……歌詞も子供の歌じゃないしな。それはそれで好きだけど、あれは奥田民生の歌声が好き過ぎて歌詞が二の次になる、私のような歌詞がかなり重要な要素にある好みの中で例外のアーティストだからなぁ(笑)。でも、それも受け入れる。

 好きなものは好き。そういう気持ちを捨てたくない。切り捨てない。良いと思う気持ちは全部前向きに受け止めるし、寧ろ強化して変な枷になる意識は取り払う。そうすると楽しい気持ちが強くなる。これができなくなったら、もう本当に楽しく無いんだろうなぁ……熱を失っていく中で、残っている熱をこれ以上失わないように、できればその熱を再び強く熱くできるように、そんな意識で楽しんでいきたいなぁ。

 今週も二泊三日の出張で、火水と夜は飲みの予定だった。ところが火曜の飲みで久々にボロボロになってしまった。

 呑んでる時は特に問題は無かったんだよね。1件目でビール1杯、酎ハイ2杯、芋焼酎水割り2杯呑んで、2件目も酎ハイとか芋焼酎の水割り飲んで、3件目……は何呑んだっけ?(笑) でもまあ、2杯ぐらいだったと思う。

 5時間ぐらいかけてそのぐらいの量だったら、そこまで大した事が無い気もするんだよな。まあ、多いのは多いと思う。安全圏で行くなら、酎ハイ4杯ぐらいまでで止めておくと二日酔いになる事はほぼ無い。

 呑んでボロボロになる時は、途中から記憶が無くなる事が大半。でも、今回は覚えてるんだよね。まあ、一部記憶が無い部分もあるが、それは酒呑んで無くても記憶なんて飛ぶからなぁ(痴呆が始まってるのかも)。だから、完全に油断していた。

 18時半から呑んで23時半だから……5時間でこの量ってことは、キャンプで8時間かけて酎ハイ2.5L呑んでるよりもペースは早いか。倍以上のペースって思うと呑みすぎたのかもしれない。でも、途中で気分が悪くなる事も無く、普通にホテルに戻ってシャワー浴びて寝てるんだよね。

 酒癖悪いから酔っ払うと誰それ構わず電話したりLINE送ったりという迷惑な存在になってしまうんだが、それも無かった。本当に、普通に呑んで、あれこれ仕事の話をして、楽しくホテルに戻ったつもりだったんだよ……3件目に付き合ってくれた人の終電を気にして、そろそろ終わりましょうか、とか言えるぐらい意識があった(駄目な時は終電を逃すまで呑んでる(笑))。

 ところが、寝て起きたらダメだった。二日酔い酷い。吐き気はそこまででもなかったし、実際吐かなかったけど、気分が悪い。何か食べるとか無理。しかし、そこから3時間半かけてバスで移動しなくてはならないという……いや、それもあるから無理な量を呑まないつもりでいたのに、どうしてこうなったのか。

 結局、その日は昼も食べられず、仕事をしてホテルに戻って、コンビニで冷やしぶっかけうどんみたいなのを買って食べただけ。本当はこの日も飲みの予定だったのに、先方が忘れていて仕事が入っていたので、これ幸いにと帰らせてもらった。

 翌日もまだ調子が今一なままバスで2時間半かけて移動……そしてついた先の駅の蕎麦屋で肉蕎麦食べて、仕事して、飛行機に乗って帰ってくると空港で20時半。もういいかなぁって気分になって家まで帰ったら22時頃。帰りのスーパーで安売りしてた夏野菜カレーを食べて終わり。

 胸焼けもある程度落ち着いたし、食欲も戻って来たしということで、今日は朝昼晩を普通に食べたけれども、ちょっと内臓がやばいなぁという感じがする。久しぶりの三日酔いだったからねぇ。二日で終わらないんだよ、私の場合。今日も微妙な感じは残ってるから四日酔い? 取り敢えず今は酒呑む気力無いもんねぇ。

 弱くなったのか、体質的に翌日まとめて出るようになったのか……できれば、もう今日は呑みたくないなって早く思える体質になってほしいんだけど。いやはや、コロナ終わって昔の日常に戻っていく中で呑み会も増えて行くしね。久しぶりに酒でやらかしたなぁと反省と、弱くなってる自分の歳を改めて感じさせられてしまったよ。もう強くなることは無いからね。弱くなっていく一方。寧ろ酒で体を壊す一方だよ。

 でも、止められないからね、酒(笑)。だったら、程よく付き合っていけるような飲み方をしなくてはならないなと思い知らされたここ数日だったよ。


 暑いけど、天気は良いし、風もそこそこあるから日陰ならやっていけるかな?と思ってチェアリングへ行ってきた。いつもの公園だから徒歩。

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 サクッと設営。もう慣れてるから安心感あるな。これをやれば良いって分かってるから。そしてこの場所が安定して良い。土日だからミニ渓流がある。

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 水の流れる音を聞いて、木陰でのんびりチェアリング……良いね。

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 サクッと乾杯(笑)。

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 いつも昼には売って無くて、これまでのチェアリングでは一度も食べた事が無かったマグタクを買えたのは嬉しい。醤油もかけて食べつつ酒呑んで、良い感じ。いやぁ、もう私にとってチェアリング=酒だから、こういう美味しいつまみになる物を買って酒呑んでれば幸せだわな。

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 流石に木陰でも暑いので扇風機は持って来ている。風量MAXにして風を浴びつつ酒呑んでマッタリ……

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 見上げれば緑。この場所、本当に良いよ。木陰で涼しくて、ミニ渓流があって、癒やしで一杯だよ。iPadで漫画読んでるだけなら家でエアコンかけての方が涼しくて良いんだろうけど、敢えてこうやって自然の中にいるってのが良いのよ。

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 まあ、そうは言っても暑いから、気づいたらセブンティーンアイスを2回買ってる……トイレ行く度に買ってるからこうなる(笑)。酎ハイ500ml×3本呑んで、アイスを2つ食べて、カロリーやばい気もするけど、1万歩以上歩いたし許してって感じ(笑)。

 そうしてる内に、最近、ずーっと脳内流れてる「NAME」を歌ってみたくてヒトカラ行く事にした。


 これ、「好きな子がめがねを忘れた」って漫画・アニメ共に良いんだけど、歌も良くてねぇ……

関連

 鼻唄で歌う限りいけそうかな?と思ってカラオケで歌ってみた。

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 曲のテンポと歌詞を上手く合わせられないなぁと思ってたんだけど、2回歌ったら何とか分かってきた。ただ、微妙にキーが低いなぁ。流石に元のキーを男性の声に落として歌うと低いし、まさか女性キーのままで歌うにはきついし。初めて歌うから、キーを上げ下げして調整すると混乱しそうだし(笑)。でもまあ、歌ってみて楽しかった。

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 その後もアニソンばかり入れて歌ってみた……が、Sleep Walking Orchestraはなかなか難しかったなぁ。これ、サビは好きなんだけど、そこまでがブツブツ歌ってる感じで、そこを感じよく歌うのが難しい。

Sleep Walking Orchestra
Toy's Factory
2023-12-11

 最近、カラオケって仕事帰りとかに行かないしね。そりゃ、たまに歌えばこんなに下手になるのねって凹みもするよ。これもまたある程度歌っていくのが練習みたいなもんで喉も開くだろうし、ちょこちょこ行ってみるかなぁ。

 ただ、一人で歌っても寂しいんだよねぇ(笑)。一緒にワイワイやれる方が楽しい。同じ歌の趣味とか傾向が合う人と行って歌いたいもんだよ。誰か行かない?(笑)

 キャンプをするようになってもうすぐ1年。それだけやってると息子から見ても、キャンプ面白いのかな?と思うようになったらしい。デイキャンプに連れていった事もあって楽しかったみたいだし。

 私は私でふもとっぱらの洗礼を受けて新幕を購入する事になったんだが……その時に、3ヶ月間限定で1回無料でキャンプ場に泊まれる券を貰った。無料だから息子連れていっても費用かからないしと誘ってみたら乗り気だったので予約。ただ、3ヶ月ってことは7月末までで、どう考えても梅雨時なんだよね。でもまあ奇跡があるかもとこの日月で予約してみた。

ogawa直営キャンプ場「ogawa GRAND lodge FIELD」オープンのお知らせ | News | ogawa | テントはogawa

 この下の方にMAPがあるんだけど、いちごハウスの右側の立入禁止区域が今回泊まったサイト。ここはプライベートサイトってことで、他の人がいない場所。

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 広い。かなり広い。樹に囲まれてるし、芝生だし、かなり贅沢なサイト! 息子と二人でやや引いた(笑)。ここに来る道中では雨が降っていて、かなりやばいかなと思ったんだけど、水捌けも良くて、これなら張れるということで息子と設営。

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 まずはタープを立てて、テントを二つ。親子なのにグルソロ(笑)。息子っても成人してる私より大きい体格してるし、同じテントで寝るってのは無いなぁ……暑いし狭いし。だから二つテントを立てて、これで良しと。

 この時点で14時。昼飯食って無くて空腹……

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 こうなる想定から巻物を。マグタク巻とカッパ巻。空腹だからサクサク食べちゃう。写真撮り忘れたけど、このタイミングでアルコール解禁! いやー酒が美味い。

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 巻物だけでは腹が減ったままだし、そもそも酒を呑むのにツマミが無いのはね……ということで、今度はピリ辛ウインナー。暑いんだけどね……でも、ここで辛いウインナー食べつつの酒が美味い。

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 ただ、やっぱり暑かったので、アイスも買ってきた(笑)。冷たくて美味い(笑)。

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 タープの下はこんな感じ。この日は小雨も降ったりしていたし、夕方から雨予報もあったので、タープ無しはあり得ないなとタープを張って、その下に全部集めておいた。息子と対面で座ってるんだけども……ミニタープだからやっぱり小さい。ソロなら十分だけど、大人二人はなかなかギリギリだったな。でも、入れたよ。


 ファルダを買ってからはあまり出番が無かったけど、雨キャンプだったらやっぱりタープは必須だね。少しだけ昼に晴れ間もあったんだけど、その時もタープの下で日差しを避けながら過ごしてた訳だし。

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 そして更に肉も焼いちゃう。巻物・ウインナー・肉……いつもの流れだなぁ。こんな緩い感じで酒呑みながら食べて、色々学校の話を聞いたりして、iPadを出す暇も無いぐらい話をしてたなぁ。

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 暗くなってきたので焚き火も。煙アレルギーあるから大丈夫かな?と思ったんだけど、風上キープで大丈夫。息子としてもやはりキャンプをやるなら焚き火はやってみたかったと。ただ、この燃えっぷりの良さの後は……雨が降ってきたんだよなぁ。もう焚火台も暑くて動かせないし、時々薪を足してやって火を絶やさないようにして、雨が止んだらまた親子で焚き火を楽しみつつ酒を呑むという。

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 晩飯にと買ってきた餃子。息子はホットサンドメーカーを持っているので、それで餃子を焼いてみる事にしたわけで。私が作るとするとマルチグリドルなんだけど、蓋がないのでアルミホイルを使ったんだよね。息子の場合はホットサンドメーカーで挟んで焼けば引っ繰り返して両面焼けて良いんじゃないかと……良かったよ、美味いわ。餃子と酎ハイなんて合わない訳が無いしな。

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 更に冷凍のキムチ炒飯。ひたすら辛いものを食べて酒呑んでる流れ(笑)。結局、500ml酎ハイを5本飲むといういつもの流れ。でも、ちょっと酔ったなぁ。色々と親子で対話するのにキャンプって良いかもしれない。しかも今回はプライベートサイトだったので他の人の声も全くしないし。22時からクワイエットタイムなのに、気づいたら23時だった……いかんいかん。

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 そこから寝て……起きたら朝の4時。少し寝直して6時ぐらいにテントから出てみたら、見事に曇り。息子によると、寝てる間も雨が降ったらしい。テントもタープもすっかり濡れていて、この天気ではテントが乾く事は無いなぁ……

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 ふと見るとテントに小さなカエルが乗ってるし(笑)。

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 そんな中で息子がホットサンドメーカーで作ってくれた朝食。スクランブルエッグとベーコンを炒めた物にカットサラダも挟んで、それをホットサンドメーカーで挟んで焼いた物。入れすぎて溢れたけど美味かった。

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 更に息子が作りたがっていたガリバタフランスパンにベーコン乗せたもの。これをホットサンドメーカーで挟んで焼いてる訳で、美味くない訳ないわなぁ。朝から満腹になってしまったよ(笑)。

 食べてる頃には曇りから雨へ。どんどん雨が強くなっていくので、もう乾く処か、如何に撤退するかという方向へ。今回は、タープ・テント・テントと片付ける物が多い。まずはタープ下、テント内を片付けて、テント二つを大型ゴミ袋にそれぞれ入れて……更にタープも入れて……この作業はもう雨合羽着てビショビショになりながらやったよ。

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 綺麗に片付けたら、やっぱり広いよなぁと。テント10張りぐらいいけるんじゃ?(笑) そんな広い場所に親子だけでテント張って、色々話が出来て、良いキャンプだったよ。雨さえ降らなければなぁとも思ったけど、雨が降ったから涼しくなって過ごし易かった面もあるし、この大雨になったのも一日目だったら焚き火もできなかったしな。やりたいことは全部できたキャンプだし、楽しかったな~親子キャンプなんて本来やる年齢じゃなかったんだろうけど、丁度良いタイミングで出来て良かったよ。


 花はなの里キャンプ場で猫まみれキャンプしたのが6/8-9だから、ほぼ一ヶ月ぶりのキャンプ。梅雨だし、暑いし、しばらくはチェアリングで良いかなと思ってたんだけど、天気が良いし、体調も戻ってきたし、行ってみるか!と決めたのがキャンプ二日前の木曜日(笑)。でも、それで予約出来たので、一度行ってみたかったキャンプ場へ。

サ二ーサイドオートキャンプ | 日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト【なっぷ】

 竹林キャンプできるってのが魅力で。この暑さだから太陽光を浴びない場所が良いなと。芝のオートキャンプは見晴らしが良くて全力で日が当たるだろうし、竹区画なら日陰になるところも多いだろうという読み。

 施設的には一通り揃ってると思う。

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 流し台。この3つの蛇口からは飲料水が出る。奥の方に低い位置にもう一つ蛇口があってそちらはお湯が出るとの事。ハンドソープやスポンジ等もあるので、便利だと思う。

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 シャワーがある。無料で使えるって凄い。見落としていて、着替えも何も持っていかなかったので、汗まみれのまま過ごした。だって、シャワー浴びて汗まみれのシャツとかまた着たくなかった(笑)。

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 トイレ。水洗トイレで、男女共用と女性用が一つずつ。スリッパに履き替えて使うタイプなので、汚れにくくて良いと思う。ドロドロになってる床とか嫌だしね。

 ゴミは持ち帰りで、灰は灰捨て缶を各自が自サイトに持っていって、灰をそこに捨てて受付に返すって方式。

 私としてはこれはかなり高規格キャンプ場なんだけど、一泊3,300円だった。平日なら2,200円ってのも悪くない価格帯だと思う。

 さて、このキャンプ場について、受付しようと車を駐めたら、管理人さんらしき人が「今日は一人なんですよ」と……お?完ソロ?とワクワク。今回、竹のサイトなので、オートキャンプではなく駐車場に停める必要があり、そちらを教えて貰って駐めてきてから受付するとのこと。

 駐めて戻って来たら……「暑いねぇ。これどうぞ」ってスイカ貰った! 暑かったんだよ~スイカ美味しい! ここ、良いキャンプ場!って感じが強まる。サービスってよりは、たまたま管理人一家(?)で食べてたからあなたもどうぞってぐらいの感じが良い。

 そして受付をして、サイトへ。一人だからどこでもどうぞって言われるとなぁ。

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 そりゃ、一番奥が影も多くて良いって思うでしょ。ここ、独り占めな訳だから(笑)。

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 一ヶ月ぶりに設営したら、手順忘れてた……でもまあ、何とか無事に設営。あまりにも暑いから、テントの前室は3方向とも全開にした。早く酒呑みたいんだけど、設営終わるまでは飲まないことにしてるんだよね。忘れ物した時に最悪車で買い出しに行けるようにって思ってるから。まあ、今回はゴミ箱忘れてきちゃったんだけどね。これはゴミ袋で代替できるからもう良いやってことで。

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 ちなみに、焚き火をする場所は決められていて、こういう風に石で囲まれてる。竹を背にこの囲まれた所でやってね、とのこと。そこに焚き火シートと焚火台をセッティングした。

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 サイトへの入り口から見ると奥の方にそっとテントがあるのが分かる。あれ、私。今回は私しかいないからテントを間違える心配は無いけど、なんとなくこの広い中に自分だけって写真を撮っておきたかった(笑)。ということで設営は終わりかな……

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 よっしゃ! 設営は終わった! もうこれは飲むしか無い! 乾杯!(笑)

 もうね、暑くて汗だくになってる訳ですよ。それでテントとか設営して更に汗だくな訳ですよ。しっかり冷やした酎ハイが美味い! 1本目はいつもあっという間に消える。もう、あれは設営に使った気力体力水分を補う為に必要な一本なんだよ(笑)。


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 それでも暑いのは暑いので、扇風機をつけておく。風量MAXにして風を浴びながら冷たい酎ハイを呑む。気持ち良かった~!

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 竹林に囲まれていて、横も後も竹でいっぱい。これが日を遮ってくれてるので、直射日光を浴びることは全く無かった。ただ、風もあまり無かったので、扇風機が無かったら辛かっただろうなぁ。夏のキャンプはやっぱり厳しいねぇ。

 酒だけ呑んでるのもなんだし、酒の肴でも用意しますかね……

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 ということで、牛挽肉をマルチグリドルにドーン!

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 両面焼いてガーリックチップ乗せてヒキニクソノママヤイターノできあがり!

 マルチグリドルにタレかけると、後で洗うのが面倒臭いので、100均で買ったシェラカップ代わりの器に焼肉のタレを入れて、それに浸けて食べたんだけど……美味い。挽肉表面に塩胡椒してぎゅっと押し固めてみただけで、後は両面焼くだけでこんなに美味いのか。挽肉好きってのもあるけど、これは良いわぁ。手軽に作れるから、またやってみようと思う。そして全く焦げ付かないマルチグリドルには毎度のことながら感動させられる。


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 食べ終わって、雨雲レーダーを見ると、雨が降るらしい。仕方無いので、前室に荷物は移して、サイドは閉めてチェアもそこに。まだ降ってないから扇風機は前に置いてる。ふと、まだ降らないならタープ張っちゃおうかなと思った。数ヶ月触ってないなぁと思って出して来たんだけど、そもそもこれまでってタープを張ってからテント張ってたんだよね。それもムーンライトの頃に。ファルダ張っちゃってるし、これで小川張りってどうやるんだ?と試行錯誤してみたけど、汗まみれになった挙げ句上手くいかなかったので、撤収……

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 結果、ファルダのキャノピー跳ね上げた(笑)。その内、雨も降り出して、雨音を聞きつつ酒を飲んでたんだけど、雨がキャノピーに溜まって、内側にこぼれ始めた。そりゃそうだよね。前を張り出してるんだから、雨水が溜まったら内側(テント側)に流れてくるわな。

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 これはいかん!ということで、キャノピーの前面が下になるように張り直し。ペグも抜いてやり直しだったのでちょっと面倒臭かったけど、これがなかったらもう酒も飲まずに寝るしかないから頑張った。

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 晩ご飯?になるかな。冷凍炒飯をマルチグリドルで炒めて、最後に食べるラー油をかけたもの。キムチ炒飯もそうだけど、私、辛めの炒飯が好きだからこれはとても美味かった。食べるラー油は瓶ごと持っていきたくなかったので、サランラップに必要量包んで持って来た……他に良い持って行き方が無かったので仕方無いし、どうにかなったからこれで良い(笑)。

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 これも冷凍のアスパラベーコン。3回に分けてちまちま焼いては食べてた。ほりにし赤かけて食べて、これまた辛くて酒の肴にもってこい(笑)。


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 雨が降り出してからは扇風機をどこに置くか悩んでたんだけど、ふと見るとテントの上部のポールがある訳で、そこに引っかけたら良いのではと思ってやってみたら正解。


 この扇風機、スタンドになる部分が少し折れて引っかけられるようになってるんだよね。頭上のポールに引っかけたら、そこから風が吹いてくる環境の出来上がり! 素敵! とっても素敵。暑すぎておかしくなりそうだったから、この満遍なく上部から風が吹くのは気持ち良かった。

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 飲んで食べてしつつ雨を眺めてたら、突然猫が現れた。雨の中だし、こっちで雨宿りでもさせてやろうかしらんと呼びかけてみた(ニャー)が、こっちを一瞥して去っていった。考えてみたら、びしょ濡れの猫が来てもタオルの一つも無い私には何もしてやれなかったんだなぁとか後で思ったけど、その時は酔っ払ってたからなぁ。

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 そんな夜のテントを外から見るとこんな感じ。雨も止んだんでね、ちょっと写真でも撮っておこうかと。ランタン4つ持ってて、画面に3つあるけれど、残り1つはトイレ行ったりする時に持ち歩く用にしてる。一番大きくて明るいから良いかなって。私しか居ないキャンプ場で、ここだけ光があるってのは個人的に良かったなぁ。

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 朝は4時頃に鳥達が鳴きまくってて目が覚めたんだけど、そのまましばらくテントでウツラウツラしてた。ポツポツと水がテントに当たる音がしてて、朝も雨なのかなと思ったんだが、外に出てみると降ってない。竹の葉から雫が落ちまくってた。そうかぁ……そうだよなぁ。竹の下にテント立てて雨が降ったらそりゃそうなるよなぁ……テントは全面ビッシャビシャ。

 日を遮ってくれる場所に張ってる=日差しで乾かすことが不可能なので、これはもうさくっと帰ろうと撤収へ。テント以外をまとめて車に入れて、最後にテントは大型のゴミ袋に放り込んだ。

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 最後はゴミが落ちてないか等確認。やっぱり「来た時よりも美しく」の精神は忘れずに……もう暑くて最後の方は雑になってしまった点もあったかもしれないが(笑)、それでも一応、一通り全部チェックはしてきたよ。次回使う時も奇麗であって欲しいもんだしね。

 今回のキャンプは、ヒキニクソノママヤイターノを美味しく作れたこと、完ソロができたこと、この二つが非常に印象に残るキャンプだったな。そして暑かった……夏はオフシーズンという事を、この冬を乗り越えたからこそ理解できてきたわ……今後のキャンプのペースを上手く考えていこう!


 アニメで見てから漫画を買った流れ。アニメを見ていて、可愛いなぁって。続きが見たくて漫画を買ったんだよ。そして最終巻となる12巻は特装版で買ってしまった(笑)。


 この手の中高生ぐらいが主人公の恋愛漫画って、何か特別な個性があるとか、癖が強かったりとか、まあ、そういうキャラ付けがされてるんだけど、この漫画はタイトルの通り、ヒロインの三重さんがメガネを忘れるって以外は特にないんだよね。特殊能力も無いし。

 そんな三重さんを好きになった小村君が頑張る……訳でもない。自己肯定感が低くて、告白する勇気も出ない。でも、少しずつ毎日の関わりの中で距離を縮めていって、周りからしたらもう付き合ってるんだろうってぐらい仲が良いのに踏み出せない。結局、告白するのって10巻だもんな。

 その頃には三重さんも小村君の事を好きになっていて、自分から言いたくて一度は小村君が言うのを遮っちゃって……それが小村君を傷つけたと思って泣きながら会いに来ようとしてるのも純粋で可愛いし、メガネを忘れた三重さんに対して、きちんと自分の顔を見て貰って言葉を伝えたいって言う小村君も頑張ってるし、凄く良かった……まあ、その翌日にメガネ壊してメガネ無しで来る三重さんが

「私はどくずです」

 ってなってるのは笑ってしまったけど(笑)。

(よかった 俺が悩んできたことが全部 俺と三重さんのための答えになるんだ)

 10巻かけて培ってきた二人だからこそ、だよねぇ。

 告白して、三重さんも告白し返して、三重さんが抱きついてきて、二人で泣いてるの。いいよなぁ。本当に子供と大人の間の頃の世代の感受性が豊かな頃だから、こうなるんだよなぁって。

 そこからの三重さんの抱きつきラッシュが凄かった(笑)。事ある毎に抱きついてくるし、そのたびに小村君は崩れ落ちるし(笑)。

 この漫画は、大人も良いなって思う。小村君は親が離婚していて母親と二人暮らしだけど、この母もまた良い人だったな。ちゃんと息子を見てるし、ここぞって時はしっかり息子を応援して立ち上がらせる言葉をかけてる。三重さんの両親も娘が大好きで愛情注いで、仲良しである小村君についてもきちんと見てあげてるし、小村君のお母さんとも仲良く話してる。お父さんなんて変な対抗心はあったりするけど(笑)、小村君にとても優しいし、幸せにしてやってほしいって思ってる。愛情たっぷりの親だよね、両家共。小村君の脳内ではお父さんが抑止効果となっていたのが、後半は実際に会ってしまってるから抑止効果を失っていくのが面白かったけど(笑)。

 お父さんとのやり取りで好きなのが、初日の出を見に行く時の車内の会話(11巻)。

「幸せにします 三重さんのこと も もし付き合ったら……」

「そうだね」

「お 重いですかね俺…」

「いやいや~あいのこと軽く考えちゃ承知しないよ

 ハ~…

 ありがとねえ」

 この「ハ~…」がね。お父さん、小村君を彼氏として元々良いって思ってたんだろうけど、ここで本当に踏ん切りというか認めたって感じなんじゃないかと。

 まあ、このやり取りを、寝てると思っていた三重さんが実は起きてて聞いてたってのも好きなんだけど。海で初日の出見ながら二人で付き合ってる事を報告した時も、

「…え~~っ!」

「あ えっと そ そうだったのね~…」

 親もとっくに付き合ってると思ってた反応だよな(笑)。でも、ちゃんと初めて気づいたよ的な反応してくれるご両親、優しい。

 そしてここからの12巻(前振りが長かったな……)。

 名字じゃなくて名前呼びに挑戦したり、東君の恋愛事情を応援したり、メガネにキスしたり……ここは可愛かったし、一歩進んだなぁって。これがあって、三重さんの受験・合格があって、小村君の受験の日の朝の験の悪い事悪い事……でも、そこからの三重さんが来てくれて祝福でおでこにキスしてくれて。いや、もう良いじゃないですか。

 受験も終わって、二人でピクニック行って、寝てる三重さんの頬にキスしちゃったりして。でも、実は三重さんも寝てる小村君の頬にキスした事があるってカミングアウトがあって……(笑)。

「大好きって思ってくれて 伝えたくてしてくれたんでしょ?」

 三重さんの言葉にする力って高いよね。

「大好きって…何回言っても言われても 何回でもうれしいね」

 なんかさー二人で観覧車乗って、初恋同士だって分かって、気持ちも高まって……

(ちゃんと伝えられるかな 大好きですって)

 小村君も高まった気持ちをキスして伝えて……15歳でファーストキスかぁ。何気に手をそっと添えてる三重さんが可愛いなぁって。まあ、その後は二人共真っ赤な顔して会話もなく歩いてて、一杯一杯だなってのも可愛いんだけど(笑)。

 その後は互いの高校の制服の見せ合いっこ。二人で写真撮って……確かにちょっと大人っぽく見えるね。良い雰囲気で、でも小村君は勇気が出なくて、でも三重さんはスっとキスしてきて(ちょっとズレるけど)……三重さんが非常に積極的。その後に水着着てコート着てくるのは、最早痴女(笑)。

 ここで脳内お義父さんを呼ぶ小村君、頑張ったよね、色々な意味で(笑)。お義父さんも脳内お義父さん警察してくれて何とか理性を保ったけど……いやぁ、これは思春期の男の子にとってはギリギリの戦いだったと思うわ(笑)。

 そして卒業式の練習と、学校内ツアー。二人の思い出の場所を回っていって……高校で離れ離れになる事で寂しくて泣いちゃう三重さん。そんな三重さんに小村君がかける言葉が格好良い。

「あのね 俺と三重さんはもう人生を分け合ってるから目に見える形がなくても大丈夫だよ」

 小村君、成長したなぁ。親目線かもしれない。こんな成長した我が子を見たら泣いちゃう(笑)。ずーっとあたふたしてた小村君が、泣いてる三重さんが泣き止むまで抱きしめてあげて、そしてこの言葉だもの。

 そして、メガネへの祝福からキスして……まあ、そこから三重さんのスイッチが入って、三重さんからキスしまくってくる訳だけど。流石に小村君真っ赤になって限界きちゃったな。可愛い可愛い。三重さんって、付き合ってからというもの、抱きつきまくるし、こうやってキスもしてくるしって、かなり積極的なんだけども、肉食系っていう感じじゃなくてただただ素直に大好きって気持ちが溢れてるんだろうなぁって感じを受ける。最終回だってそう。メガネをかけてない三重さんからキスしてきて、でもちょっとずれてて……お互い顔真っ赤で。

 12巻は特装版を買ったから、おまけの読切もついていて、「最近の三重さん」が如何にも三重さんで可愛かったり、「みてみて」の小村君が相変わらずで可愛かったり、番外編2で小村君の心の奥底の願望が出て来たり(笑)。

 最後に「高校生活」。二人が仲良く続いてるのが嬉しいな。最後に結婚式の二人のイラストで作者コメントってのも良かった。初恋なんて、学生の頃の恋愛なんて、なかなか上手くいかないって思うけど、でも、この二人はこうやって上手くいって欲しいし、きっとあんな感じの二人で進んで行くんだろうなって思う。浮気がどうとかそういう話とかは全然無くて、でも小さな嫉妬とかはあって、時には喧嘩もするのかもしれないけれど、しれっと親からのアドバイスとか気遣いもあったりして、また仲良くやっていって、結婚までいくんだろうなって。

 そんなホンワカした優しい漫画だったなって思う。こういう平和な幸せな世界が広がると良いのになぁ。良い漫画をありがとうございました。


 コロナがあって仕事でもカラオケ行く事が激減した。というか、年単位で無い。がっつり歌う場に回されたのって何年前だっけ? 少なくとも昨年異動で仕事が変わってからは一度も無い。

 今日、チェアリング行ったのよ。それはそれで楽しかった。今日は曇りで微妙に気温は低くて、良いチェアリングになったんだけれども……酔っ払ったんだよね、一人で(笑)。

 そしてカラオケ行きたくなったけど、一人でチェアリングしてるんだから一緒に行く人もいなくて、一人でカラオケ行ってきた。

 いや……あの……下手になってる('A`)

 高いキーが出ないのよ。それはまあ仕方無い。歌ってなかったし、下手になって声が出ないのは仕方無い。でも、そもそも曲に合わせて歌う事すらできなくなってる。音程が分からない、というか、ズレる。歌ってて、あ、これは違うって分かる。分かったら直せていたのに直せない……下手やん!!(笑)

 そしてある程度歌ってきた歌は、途中から何となく思いだして歌えるわけ。そして歌ってるとサビになって高いキーになっていくのが多いけど、それが出ない。完全に裏声のパートは良いんだけど、普通に歌う所と完全裏声の間ぐらいの所を繋ぐ声が出ない。ここが全く出ない。

 昔は女性ボーカルの声すら出てたのになぁ(鶏が絞め殺されるような声だとしても(笑))。今日はそもそもの声が出なかった。歌わないと下手になるんだなと。音程も取れてなかったし。かなり歌ってた曲はまだ良いけど、練習してみようとした曲の酷い事酷い事。これはもう劣化だよねぇ。

 TV見ないし、最近の歌を知らないってのは仕方無いし、おじさんだからそれでいいやって思ったりもするんだけど。最近のアニソンで好きなのが女性ボーカル多くて自分が覚える気が無いってのもあるな。

メフィスト (通常盤)
女王蜂
ソニー・ミュージックレーベルズ
2023-05-17

 メフィストは、今日、取り敢えず流してみた限りでは声が出る気がする。歌知らんから歌えなかったけど(アマプラだと、EDって自然に飛ばされる(笑))。でも、ざざっとやってみた限り歌えそうだからいけるかも……でも、誰が知ってるんだ、これ。会社関係で歌っても誰も知らなくてシーンとしそう。

 まあ、それはそれとしても歌えていた歌ですら、音程が取れてないのはショックだった。あれ、合わないぞと?と。歌えてるつもりでズレてるんじゃなくて、そもそも合ってない。自分で分かるレベルって酷くない? それで何とか合わせたと思ったら今度はキーに合った声が出ない。高い声が出なくなってるのは辛いなぁ。

 下手クソになってるのは悲しいけど、歌うのは嫌いじゃなかった訳だし……練習か? でもなぁ……ヒトカラって酔っ払っていて且つテンションが高い時しかいかないのよ。人生で今日が二度目よ? どうやって練習しようか……素面では絶対行かないからね(笑)。素面だと、誘われてもいかないレベルで行かないからなぁ。酔っ払ってる時の楽しみの一つであって素面で歌うのは恥ずかしい(笑)。

 これ、詰んでないか? もう今の時代、カラオケ行かないでしょ(笑)。


 兄嫁も遂に15巻。最近、話がまとめに入ってる感じがするんだけど、この巻ではまだ完結になっていないので、最低でももう1巻はあるんだな。

 まとめに入ってるのは、時間が過ぎていく事もあるんだけれど、希さんと志乃ちゃんのそれぞれの気持ちの整理がつき始めているのがね……この漫画のメインテーマだと思うし。大志の死をどう踏ん切りつけるか。共依存になっていた二人がどう前を向いていけるかって話だと思っているので。

 でもなぁ、希さんが25歳で志乃ちゃんが18歳だから、まだまだ若いよね。未来がある年齢だから、前を向いて欲しいと思う。そして志乃ちゃんの方がある程度先に立ち直っていたけれど、それでも「あの時」いてくれたのは希さんで、お姉ちゃんがいてくれたからこそって面も大きいと思うので、この二人が前に進んで行って欲しいと心から思う。

 表紙の希さんの左手の薬指に指輪がはまってるのがまた嬉しくて。大志から貰いたかった、大志からつけて貰いたかった指輪を希さんがつけている。そして笑ってる。一つのハッピーエンドなんだよな。

 夢の中で、海に行って大志から帽子を被せられた時を思い出したりして……そこからの律子の海へ行こうとのお誘い。まあ、そこでまさか夢の続きがプロポーズの駄目出しとか、鬼畜過ぎる過去話なのが笑えるんだけど、大志がもういない事を思うと、それもまた辛い。でもまあ、その話だけで、希の考えてる事が分かってしまう律子は、希さんの親友なんだよ。

 この辺りから、どんどん進んでいくんだよな。律子はアメリカへ行く。志乃ちゃんは希さんからオムライスを初めとして色々なレパートリーを教えて貰って。これも母を亡くして料理を教われなかった志乃ちゃんの過去の後悔があるからこそ重いし……人は簡単に死ぬから。

 そして立花……ごめんで済むのか、それ。なんで気づかなかった指輪(笑)。

 この指輪どうするのかと思ったけど、そうか、志乃ちゃんが欲しいか。大志が希さんとつきあって寂しいかってことについては全く寂しくなくて、寧ろ自分の為に色々と犠牲にして頑張ってくれた兄に素敵な彼女がいて嬉しいって。でも、生まれた時からずーっと大志といた志乃ちゃんからしても、我が儘の一つも言いたくなったんだろうな。

私は 生まれた時からずっと 兄貴と一緒だった

だからこれくらいのわがままは言っても許されるんじゃなかろうか

 志乃ちゃんだって、兄を偲ぶ物が、気持ちが籠もった物が欲しいって。半分でいいから欲しいって。希さんも受け入れてくれてて、なんか良い姉妹だよなぁ。

 からの、突然のBBQ……なんだこの流れ(笑)。律子が絡むといつもこうだ(笑)。

 でも、海に来たから、希さんがいよいよ踏ん切りつける時がきて。皆いる時に結婚式っぽく志乃ちゃんと指輪交換。みなとがその立ち会ってるだけで大志を思い出して泣き崩れるのもなぁ……やっぱり皆、大好きだったんだよな。だからこそ悲しくて、それを志乃ちゃんには見せないように頑張ってたんだろうけど、やっぱりもう気持ちが来ちゃうよな。

 指輪交換……

「じゃあ 志乃ちゃん お願い」

「できない」

「…でもやっぱり 希さんに指輪をはめるのは私じゃない

 兄貴の夢だったはずだから

 だからさ 希さんにはやっぱり兄貴から受け取ってほしいな」

「……だけどっ…」

「うん

 現実ではもう叶わないけれど でも 心の中だけでも兄貴の顔見てほしい」

 ここで、志乃ちゃんが希さんに帽子を被せるんだけど……これって希さんが見た夢の中の光景と同じ。昔、大志が駄目出し喰らったプロポーズの時と同じ。もっとストレートにという駄目出しがあって、そして今、同じように帽子を被せて志乃の顔が見えない状態で指輪を希さんの薬指へ……

何度も何度も何度も夢に見た

彼が生きてる世界

 泣く。何度も見るよ、大事な人が生きていたらって、そんな夢を。夢だから叶わない、絶対に叶わないけど、見てしまう夢。それを志乃ちゃんが叶えてあげてるんだなって。偶然なんだろうけれど、それが希さんにとっても志乃ちゃんにとっても、あるべき形としてあるんだなって。

 顔を上げれば大志ではなくて志乃ちゃんがいるんだけど、それでも大志が笑って指輪をはめてくれた気がしたって、良かったよ。本当に良かったよ。

 そして、律子がアメリカへ行くので空港に見送りに。律子がふざけてるようで希さんの頬にキスしたのは、律子なりの愛情表現だよな。茶化してるんじゃ無くて、大事な友達への愛情の証。

「希 またね!!」

 「次はとかあると思うな」とか言ってた律子が素直に言ったもんだなぁ。でも、どちらもあるし共存するって言う希さんが前向きな思考をしようとしてる。

不確定な未来に対してあの日からずっと「不安」「恐怖」そういったものを強く感じるようになっていた

でも これからは… 明るい未来を想像したい

 本当に、大志の事も含めてある程度吹っ切れたんだなって。良かったなぁ……

 って思ってページめくったら、表紙のifバージョン……大志が生きて同じ場所にいたらがなぁ。「彼が生きてる世界」を毎巻見るのが辛い。3人とも表情が豊かで楽しそうで……元々の表紙は色々吹っ切れた時の顔であって、辛いことが無くて楽しい日々の顔とは違うから、だからここのページを毎巻見る度に「彼が生きてる世界」を考えて辛くなるんだよ。

 でも、それでも本編では、希さんが吹っ切れてくれて、これでいよいよ終わりに近づいてしまってるなぁと思う。良いことなんだけど、この私の感情を揺さぶりまくる漫画が終わってしまいそうなのは寂しかったりもする。でも……うん、やっぱり幸せな気持ちで終わって欲しいと思うので、このまま皆幸せになって欲しいよ。


 先週も出張だったんだけど、珍しく二日連続呑みに行ったりして、体力が限界に来てしまった。朝方は咳き込んで目が覚めるし、頭が重いし、舌が口内炎になる直前のような違和感ありまくり状態だし、これはもうダメだなとグッタリ。

 火水木で出張だったんだけど、その洗濯物は金曜にやったんだよ。だから土日は手が空く。天気が良かったらワンチャンキャンプ行けるんじゃ?とも一瞬頭をよぎったけれど、日曜日は千葉の南側から茨城の方まで全部雨。これは無理だな。

 土曜日は天気が良いみたいだし、チェアリングぐらいなら行けるかなとも思いつつ、体は怠い。まあ、金曜はリモートワークしてたし、体調戻ったら行けるなぁとか思ってたんだけどね。でも、怠いし、これは病院行ったり夏スーツ買ったりする方にあてようかと考え直した。

 そして土曜日の朝……いつもの時間に起きれない。目が覚めても起きる気力が……ああ、これはダメだ~今日はもう体調ダメだ~と。でも、すごく天気が良いんだよね。これは1ヶ月ぐらい放置してたベッドシーツとか洗わないと梅雨入りして干せないパターンが目に浮かぶ。頑張って起きて洗濯して干して、そして病院へ行って薬貰って帰宅。スーツ買うにも10時にならないと店開かないので、帰宅……したらもう動く気力が無くなった。スーツはいいや……今年もこのボロボロのスーツで保たせよう……

 ただ、食事は必要なので昼飯・晩飯を買ってきて、後は家で倒れてるだけ。延々アニメ見てただけ。天気が晴れだけど雲が多くて、日差しの暑さを感じなくて良い非常にチェアリングに向いている日だったんだけど、もう動けなかった。これは限界だ……となって昼飯食ったら後はソファで寝転がってアニメ見てるだけ。

10年後も、今日も
丸岡和佳奈
2023-07-02

 「事情を知らない転校生がグイグイくる」を一気見した。好きな子がめがねを忘れたが面白かったってBlueskyで書いたらこちらもお勧めとあったので見てみたわけで。天然強いなぁと(笑)。小学生の話だから、完全に親目線で、ちょっとイジメに関する危険性も感じたりしつつ……小原好美さんの声が可愛いなぁとか、お姉ちゃんが種﨑敦美さんって豪華だなとか(笑)。

 そうやってアニメ見つつ、ゴロゴロ~ゴロゴロ~カロリーを全然消費してない。夜に風呂入る前に体重測ったら増えてた……まあ、仕方無いな。食べる量は変わらずにカロリーは全然消費してないんだから、太るの自然の摂理……とはいえ動く気力無いし。腹は普通に減るし。

 日曜に至っては朝からどこにも行ってない。朝飯昼飯は家にあるもので済ませて、ゴロゴロしてた。溜まってた春アニメの残りも大体見た。新たに夜のクラゲは泳げないも見てみた。

第10話 「推される側」
天城サリー
2024-06-09

 勝手にもう全話終わってると思って見たら、まだだった……後1話か2話だと思うんだけども。モヤモヤした所で現状終わっていてモヤモヤしている(笑)。

 明日から仕事再開で、火は出社して夜は呑み、水木金は出張で水は呑み、と来週は既に2つも呑み会が入ってる。これはもう来週末も遊びには出れないだろうな。無理せずに少し体を休めないとな……ってその翌週もその更に次の週も呑み会が既に予定されてるから、日々の酒は控えて、更に体を労らなければなぁ。

 何だろう、この状況。試練?(笑)